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文化をつくるナナメ組織「ボンド」を初公開 - ユナイトアンドグロウ株式会社 採用サイト

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2021.06.29

普段離れた場所で働いている私たちにとって「一般的な会社には存在しないけれど、UGにはどうしても必要なもの」として存在するナナメ組織、ボンドの魅力に迫ります。

今回は各ボンドの運用改善やTipsの提供を行う「ボンドコミッティ」に山本がインタビューしました。「ボンドは経験してみないとわからないよね」というUGメンバーの意見が多いですが、今回のインタビューを通して少しでもボンドの魅力を伝えられればと思います。

ボンドコミッティメンバー紹介
齋藤:2016年中途入社。1年半ほど前に前任者よりコミッティを引継ぎ、まとめ役を担っている。
はらひ:2016年中途入社。2度目のコミッティ参画、「ボンドを通してUGを知る」を体現している。
2in:2016年中途入社。2度目のコミッティ参画、入社した時からボンドへの魅力を感じていて、ボンドに対する熱い気持ちを持っている。
とめこ:2018年新卒入社。ボンドをより知りたいとコミッティへ参画。「ボンドおたより」の作成など裏方の役割を担っている。

ボンドとはどんな組織?

 

 

ボンドは、まだ「会社を運営するためのタテ組織」と「お客様サポートのためのヨコ組織」の2つの組織しか存在しなかった当社において、「何か足りないもの」を埋めるために試行錯誤し続けてできあがった、第3の公式な組織「ナナメ組織」です。

進化を続けながら、当社の基幹技術「シェアードエンジニアリング」(限りある人的資源や知的資源を、オープンかつ安全に共有する独自の技術)を担う、全社で取り組む最重要の活動となっています。

全社横断でくじ引きによって組成された6~8人程のメンバーで構成され、ガイドラインをベースに月に1回程度のペースで開催されます。
「ボンドを通して、他者の経験、個性、感性などから気づきを得て、自分の責任で自分にとって有益となるような「何か」を持ち帰る。自身はメンバーが気づきを得られるように、真剣に自分の経験をシェアする。」そのようなことを繰り返していくと、多様な視点や考え方を得ることができるとともに、お互いのことを深く知ることにもなりメンバーに対する尊重が強くなります。

概要を説明するとこのようなことなのですが、やっぱり「ボンドの”良さ”は経験してみないとわからないよね」の通りのような気もします(笑
・・・が、ぜひ本記事をご一読いただき、その空気感を味わってください!

ボンドの質を高めていきたい

――本日はよろしくお願いします。早速ですがボンドコミッティはどのような活動をしていますか?

齋藤:ボンドに参加しているメンバーにとってよりよい時間となるよう、運用の改善やTipsの共有などを行っています。

僕がボンドコミッティの活動として一番初めに行ったのは、ボンドのモデレーターに集まってもらい意見交換の場を設けたことです。ボンドには守秘義務(ボンドの中で話されたことは、ソレ以外の場で話さない)という運営上の原則があるので、各ボンドがどのように運営されているのか内容に関わるようなところまで深くつっこむことはできません。ですが、各ボンドのモデレーターは他のボンドはどのように運営されているのか気になっていたり、ボンドの運営方法で迷っている状態だったので、この課題に取り組むことから始めました。
モデレーターとメンバーの温度差を改善したいという意見があったので、須田さん(社長)からメンバー向けに全5回のボンド研修を行ったり、最近では「ボンドおたより」を発信しています。

2in:その他にも、入社時研修の一つとして「ボンドを知り、考える」という研修を行っています。新入社員の方には「プレボンド」として実際のボンドがどのようなものか、代表的な運営方法に沿って体験してもらっています。守秘義務がある中でボンドの活動を伝えるってすごく難しいなと思っています。

――このような活動を行ってきた中でよくなっていると感じることはありますか?

齋藤:モデレータ一ひとりで質を良くしていこうとがんばっていたボンドが、「周りのメンバーも一緒になって改善の動きをし始めた」という話を聞きました。
また、研修やおたよりを通して学んだことをもとにモデレーターを変更したり、手法を変えて工夫してみたというボンドが少しずつ出てきているようです。

――それぞれどのような想いでコミッティの活動を行っていますか?

2in:ボンドの活動が好きなので、より多くの時間でボンドに関わりたいという想いで活動しています。

とめこ:組織に興味を持っていて、UGの組織を考えたときにボンドは重要なものなのではないかとぼんやり感じていました。ですが、私の属しているボンドはガイドラインに沿ったスタンダード方式ではなく、工夫された独自の方式で運用しているため、コミッティの活動を通してボンドを深く知りたいという想いで活動をはじめました。
今までコミッティの活動をしてきたなかでボンドの可能性は壮大だと感じていて、今は私の属しているボンドも活性化させる動きをしています。また、メンバーにもボンドの可能性を知ってもらうために情報発信をしていきたいですね。

はらひ:今回は2回目のコミッティへの参画になります。1回目の参画のときは、自分自身が毎日8時間お客様先に常駐しており、メンバーと関わる機会が少ない状態でした。コミッティの活動を通してボンドの理解を深め、UGを知りたいという想いで活動していました。
再開したきっかけは当時社内での活動に関わりがなかったので、また社内の活動に関わってみようかなという感じですね。
ボンドはUGの文化のひとつでもあるので、その活動に深く関わりメンバーのフォローをしていきたい想いもあります。今後は発信を続けながら、モデレーターとのコミュニケーションを密にとっていくことで、メンバーにとってボンドがより良い時間になればと思います

齋藤:みんなボンドが好きということを実感しています。UGにとってなくてはならない組織だと思うので、ボンドをこれまで以上により良い活動にできるようサポートしていきたいと思っています。

ボンドはUGに必要不可欠な組織

 

――みなさんにとってボンドとはどのような存在ですか?

齋藤:ボンドはUGの文化をつくっているなと思います。僕が入社してから唯一なにも変わらない、変えてはいけない組織だと思っています。
ボンドの活動をする中で、弱みや失敗の感情を人に話すことで、そこには想像しているよりも多くの情報がつまっているという気づきがありました。感情をベースに事柄を整理して話すことによって、客観的に見た自分を知ることでき、これまで気づけなかった深い自己理解ができているなーと思います。

2in:ボンドに出会う前は感情から話すという機会はあまりなかったので、ボンドを通して感情から話すことの大切さに気づきました。また、自分の感覚と異なる人に話すことによって、自分の想定している枠を超えた話を聞けて、気づきの場になっているのでボンドが好きです。今は2つのボンドに属しています。2つに属することで、同じ事象に対してさまざまな考えを聞けるので、より多くの気づきを得られています。

齋藤:それぞれのお客様先で離れて働いているけど、ボンドでつながっているメンバーからひとつの事象に対していろいろな角度からから経験シェアしてもらえるのはいいですよね

2in:もらった言葉を参考するかどうかは自分で選択するということが原則ですしね。

はらひ:人前で自分のことを深堀できる貴重な場だと思っています。感情にフォーカスして話して自己内省できる機会はなかなかないですよね。

齋藤:ボンドの時間は社内での役割も関係なく感情にフォーカスして話せるので、UGという組織の中で唯一役割のない自分でいられる場所です。
退職者がボンドに残って参加しているという点もおもしろいところですよね。

とめこ:会社として受容していることもすごいと思いますが、退職したのに参加し続けてくれているということがさらにすごいことだと思います。

2in:転職先の企業に似たような組織が存在しているところはない、と言ってもいいんじゃないかな。退職者はよりボンドの魅力に気づける気がします。
それに、同じ会社に属しているのにお互いを知らないまま、それぞれがお客様先のご支援を続ける状態はすごくもったいないので、お互いを知ってつながれる場は大切にしていきたいですね。

――今後の活動方針を教えてください。

はらひ:ボンドを通してリーダーという役割を担える人を増やしていきたいですね。

2in:ボンドのモデレーターはより失敗を恐れずチャレンジができる場です。新卒入社のメンバーにも積極的に挑戦してほしいです。

齋藤:新しい組織体としてもっと社外に発信していけたらいいなと思っていますし、よりおもしろくなると思います。UGの組織が大きくなるにつれてよりボンドの重要性も増していくと思ってます。

はらひ:他にもボンドのような組織体が増えていくと思うのですが、その中心にボンドがあり続けたらいいなと思います。メンバーは、入社してから必ず一度ボンドに属するので、そこでの気づきや学びを通して、新たな輪をつくっていくこともいいことだと思います。

 

ボンドは現在9割のメンバーが属しており、残り1割は属していません。属していないメンバーも一度はボンドの活動を経験し、自分で「属さない」という選択をしています。
この記事を書いた私も現在ボンドに属していません。今回のインタビューを通してあらためてUGにおけるボンドの重要性に気づかされました。

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