高校時代、私は文系だったのですが、大学に入ったら理系の勉強もしたいと考えていました。プログラミングやネットワークの勉強、3D動画の制作などにも興味がありましたね。色々と調べていた所、情報コミュニケーション学部という私の希望が叶う学部を見つけ、それからは自分自身でカリキュラムを立てて毎日6時間の猛勉強をして、晴れて志望の大学に入学できました。
その後、就職活動を始める時に将来どういう人になりたいかを考えたのですが「どこに行ってもやっていける、つぶしがきくビジネスパーソンになりたい」と思いました。まずは大学で学んだITの経験を活かしたいと考え、IT企業を中心に様々な企業を調べていました。
そんな中UGと出会って、最終面談で代表の須田と話したのをきっかけにUGへの入社を決めました。その時に須田から聞いたのは「ベンダーだったら自社が扱う商品を売ってお客様に提供する。UGの場合は自分たちが売っている製品というものがなく、お客様の立場に立って、本当に役に立つものは何なのか、一緒に考えられる」ということでした。
就職活動をしている中で、例えば営業という職種を考えたときに「もしかしたらお客様に合わないかもしれない」と考えているものを仕事だからといって無理に売ることになったら…と不安に思うことがあったんですよね。でも須田の言葉を聞いて、UGの仕事はお客様の立場に立つことで、お客様にも納得してもらえるものだと感じられたんです。
だからこそ自分自身も仕事に対して納得感を持てる、と思いました。
採用面談の際、たまたま社員同士が身だしなみを直してあげているアットホームな場面をみかけました(シャツが裾から出ていたんです笑)。それを見て、フレンドリーで気さくな人が多い会社なのかな、というイメージを持ちましたね。
実際に働いている今、私にとってUGは家のような存在です。普段はそれぞれ別のお客様先で離れて仕事をしているので、UGには「帰ってくる」ような感覚があります。久しぶりに会う人がいたり、似たような悩みを持っている仲間がいたり、そういうUGメンバーと「帰ってきて」話をすると楽しいし、ホッとするんですよね。
そうやって気軽に話ができるのも、UGがフラットな組織だからだと思います。毎年、その時々に応じて柔軟に組織や役割が変わります。実際に、今年度私がリーダーを務めるチームのメンバーは、昨年度は私が所属していたチームのリーダーでした。この役職だから偉い、これはあの役職の人がする事だ、という感じではなく、状況に応じてそれぞれの出来る事をする。そうやって個々を尊重しながら役割や組織を変えていくことで、上司と部下という上下関係ではないフラットさが生まれています。
入社して3年になりますが、リーダーをやるのは今年が初めてです。打診を受けたときは何日か迷いましたが、「きっと良い経験になる」と考えて挑戦することにしました。
新しい経験をすればするほど自分の考えに多様性ができて、それが「成長する」という事なのかなと思っているんですよね。そういう成長をできるだけ経験したい、というのが私自身大事にしていきたいと思っているテーマでもあります。向き不向きや、出来る出来ないを抜きにして、私の人生にとって大事な経験になると思いました。
会社選びの基準って人それぞれだと思うんです。企業規模、事業内容、職種、待遇、社会的意義、人間関係…。UGの場合は自分から「こういう人に話を聞きたい」ということがあれば、それに合わせて採用面談をしています。「聞きたいけど面談では聞きにくいな」と思うようなことも気軽に相談できるので、遠慮せずにいろんな人に話をしてもらって、その上で「よし、ここだ!」と思えたら、是非入社して欲しいと思います。