部長職を捨て初転職。40代からの自分試し
こんにちは!採用広報のきょんきょんです。
今回は「こじろー」にインタビューしました。ぜひご覧ください!
42歳でシェアード社員の道へ
ーー本日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いできますか
はい。2023年4月に中途で入社したこじろーです。18年間勤めた前職でさまざまな経験を積んだあと、初めての転職でUGに入社しました。よろしくお願いします!
ーーありがとうございます。まずは、18年間勤められた会社へ入社するまでの経緯から教えていただけますか?
大学時代、先輩が立ち上げた街づくりの学生団体に参加したのがおもしろくて、「もう少し深く学びたいな」と思い、大学院に進みました。専攻は都市計画です。
当時は、地元の市民団体を支援する活動をよくやっていました。専門家のたまごとして、計画作成の下調べをしたり、模型を作ったり。今振り返ると、専門知識を活かして誰かをサポートするという意味では、今のUGの仕事に近い部分があったように思います。
ーーなるほど、支援するというスタンスはそのころからあったんですね。そこから、どのような基準で就職先を選ばれたんですか?
「地域密着」というキーワードですね。最初は公務員試験の勉強もしていたんですが、途中で民間就活に切り替えて、地元志向の強い会社を探しました。そこで出会ったのが前職で、千葉県を中心にフリーペーパーの発行をしている、地域に根差した会社です。
ーーその会社でさまざまな経験をされたとお聞きしました
ええ、本当にいろいろな経験をさせてもらいました。最初は広告営業からスタートし、1年半ほど経ったころ、新規開拓として埼玉へ進出することになったんです。当時、私が埼玉在住だったこともあり、「お前、行ってこい」と白羽の矢が立ち、事業立ち上げに参画することになりました。
現場では、配布員のマネジメントや、地域ごとの仕分け作業の部門化、配送センターの設立など、現場の泥臭い仕事を一通り経験しました。そうやって現場を知っていくうちに、システム化や業務改善に関わるようになり、入社5年目にコーポレートITの部署へ異動となりました。
ーーここでコーポレートITに関わるようになるんですね
そうですね。異動前はExcelで業務を簡略化するくらいだったんですが、コーポレートエンジニアになってからは本格的にIT推進に関わるようになりました。システムの入れ替えやRPAの導入なんかもやりましたが、やっぱり一番やりがいを感じたのは、「現場の課題をどう解決するか」を考えているときでしたね。
その後、経営企画を経て、コーポレートIT部門の部長になり、最後は人事総務部長も兼任していました。部下が育ってきたのでコーポレートITは任せて、人事総務部長に専任することになったタイミングで、転職を考えるようになったんです。
ーー部長職まで務められて、はたから見れば順風満帆なキャリアに見えます。なぜそのタイミングで転職を?
きっかけはいくつかあるんですが、「自分の市場価値ってどれくらいなんだろう?」という疑問が湧いてきたんです。18年間この会社で働いてきて、一社のことしか知らない。会社の内部事情は全部わかるし、誰に根回しすれば話が進むかもわかっている。仕事は忙しいけれど、正直言って「ぬるま湯」だったんですよね。
ーーぬるま湯、ですか
はい。もちろん、会社がという意味ではありません(笑)。大勢の戦友がいますし、今でも前職のことは好きです。どちらかというと、自分自身の思考回路や行動という意味での「ぬるま湯」です。
新しい挑戦もありましたが、慣れた仕事を回している感覚が強くなってしまって。40代半ばに差し掛かろうとしている今、このままここにいていいのか。自分の力でどこまで通用するのか試してみたい。そう思ってエージェントに登録したのが始まりでした。転職ありきというよりは、まずは「転職市場を知ろう」という感覚でしたね。
ーーそこでUGと出会ったんですね
エージェント経由でUGを知って、おもしろそうだなと思って応募しました。採用面談の前日にサイトを見ていたら書籍(※)があることを知って、電子版を一気読みしたんですよ。そうしたら、「こんなことができる会社があるのか!」と衝撃を受けました。
前職の取引先は小さな企業が多くて、ITの力を活用しきれていない現実を目の当たりにしていました。でも、そこをビジネスとして支援するのはコスト的に難しい。UGなら、中堅・中小企業を支援することで、その先にいる零細企業や地域社会の役にも立てるんじゃないか。そう思ったら、自分がやりたかったことにパチっとハマったんです。
※書籍『シェアード社員 社会に求められる新しい働き方』はこちらからお読みいただけます
ーー迷いはなかったですか?
なかったですね。1次面談からトントン拍子でしたし、他社は受けていなかったと思います。
前職では部長職だったので、役員の報酬もなんとなく想像がついてしまっていたんです。でもUGなら、役職者じゃなくて「シェアード社員」として現場で働くだけで、それを超えられる可能性がある。自分次第でチャレンジできる環境に、年齢的にも最後のチャンスとして飛び込んでみようと決めました。
「自律に任せる」というカルチャー
ーー実際に入社されてみて、ギャップはありましたか?
ネガティブなギャップはほぼありませんでした。「フリーランスの集まりみたいな会社だよ」と聞いていたので、ある程度の覚悟はしていました。
ただ、不思議に思ったことはありましたね。「この会社、なんでこんなに決めていないんだろう?」って(笑)。
ーー「決めていない」とは?
前職では人事総務部長をやっていたので、何かやろうとするときは、まずルールを作る、制度を整えるというのが当たり前でした。でもUGは、あまりにも決まりがない。入社してしばらくは、「これどうなっているんですか?」と聞いても「特に決まりはないよ」と言われることが多くて(笑)。
最初はそれが新鮮でもあり、戸惑いでもありました。「会社として大丈夫なのか?」とすら思ったほどです。
※上場企業として社内規程はしっかり整備されています
ーーそのモヤモヤはいつごろ晴れたんですか?
正直、1年以上かかりましたね。最初のうちはお客様先でのご支援に注力していたのもあって、UG社内では事務的な会話が多く、モヤモヤしていることを考えたり整理したりする時間が取れていませんでした。変化したきっかけは、総合2部(現在の所属部門)に異動して、部門総会やユニットミーティングでそういった話題に触れるようになってからです。そこでほかのメンバーの話を聞いたり、部門長の考え方に触れたりするなかで、ふと腑に落ちたんです。
これは「決めていない」んじゃなくて、「決めないことを決めている」んだと。
ーー「決めないことを決めている」、深い言葉ですね
ガチガチにルールで縛るのではなく、一人ひとりの自律に任せる。それぞれの判断を尊重するからこそ、あえてルールを作らない。それが「フリーランス的な集まり」という言葉の真意なんだと気づいてからは、すごく動きやすくなりましたね。
ーーたしかに、行動理念に「自発と尊重」がありますもんね。現在はどのようなお仕事をされているんですか?
入社直後はなかなか担当するお客様が決まらず焦った時期もありましたが、今は2社担当しています。一時期は同時に4社担当することもありました。
月30時間くらい担当しているお客様では、相談相手のような立ち位置で、システム導入のルール作りやリスクヘッジのアドバイスなどを行っています。月の半分ほどの時間でご支援しているお客様では、社員の方のマネジメントや目標設定の指導など、プレイングマネジャーのような役割を担っています。
ーーまさに変幻自在ですね。とくに印象に残っている仕事はありますか?
あるお客様で、コミュニケーションにズレが生じてしまったことがあったんです。月20時間ほどしか時間がなかったので、どうしても作業と打ち合わせだけで時間切れになりがちで、お客様とのコミュニケーションが不足していました。
これではいけないと思って、一度がっつり腹を割って話せるように、お客様に2時間ほど時間をいただきました。「私はこう考えています」「貴社の背景はこうなんですね」とすり合わせをしっかり行って、お互いに納得できた状態で、先へ進めることができました。
時間が短いと、お客様と直接対話するタイミングも少なかったりして、相手の思いや背景を掴むのが難しいです。だからこそ、技術的な知識以上に「組織的な課題にどう向き合うか」というスタンスが重要なんだと再確認しました。それはお客様先だろうとUG社内だろうと変わらないですけどね。
部門にとらわれず、やるべきことをやる
ーーシェアード社員としての稼働にくわえて、UGの採用活動にも関わり始めたんですよね。どういった経緯だったのでしょうか?
人材採用部長のでんこに声をかけられて、正直最初は断っていました(笑)。入社1年目はとにかくシェアード社員としてお客様先での経験を積みたかったんです。でも、断った後も声をかけ続けてくれて。2025年の6月くらいに、「今の売上を落とさずにできる範囲で」ということで引き受けました。今は、月20時間くらいで採用活動をしています。
ーーそうだったんですね。前職でも採用経験があると思いますが、UGの採用は何が違いますか?
全然違いますね。一番の違いは「欠員補充ではない」という点です。
一般的な採用って、空いたポストを埋めるために、必要なスキルセットを持った人を探しますよね。「●●ができる人が欲しい」とか。でもUGの場合、「心の底からUGで働きたいと思っているか」という、想いやスタンスのマッチングが最優先なんです。
ーーその違いにギャップは感じませんでしたか?
そうですね。ギャップというよりも、「おもしろいし、難しい」という感覚です。
採用面談のとき、私はほとんどノープランで臨みます。事前に何を質問するかなどは決めずに、その人の思いの根底にある経験とかきっかけとか、その人そのものを知ることに重きを置いています。選ぶ・選ばれるというよりは、認識の齟齬を限りなく無くしていく「すり合わせ」の作業に近いですね。営業に近い部分もあって、「たとえ採用に至らなかったとしても、UGのファンになってもらいたい」という考え方がUGならではだなと感じています。
ーーUGの採用に対して課題を感じることはありますか?
「UGビジョン30th」で社員数1000人を目指していますが、今のやり方のままでは難しいという感覚もあって。何かを変えなきゃいけないんじゃないかという想いはあります。ただ、まだ時間が少ないので今は現状把握に専念しています。
お客様先の仕事が落ち着いたら、今年の残りは採用に注力しようと思っているので、ほかの採用担当とは違う、さまざまな経験をしてきた自分だからこそできる関わり方をしてみようかなと、自分なりに課題感を整理しながら動いています。自分で突っ込んで仕事を作っていくのがUGっぽいですから。
ーー最後に、こじろーさんにとって今後の展望を教えてください。
今はまず、縁のあった採用活動に力を注いでいきたいです。その先の自分が何をしているか、正直まったく見えていません。「よりチャレンジングで刺激的な、楽しそうなほうへ行く」、それが今の指針です。
以前、社内のある研修で今後の自分に不要なものを文字に書いて燃やすというワークをやり、私は「部門」という文字を燃やしました。部門などの枠組みにとらわれず、自分を発揮できる場所へ動いていきたい。これが自分の強みで、やるべきことかなと思っています。
ーー部門を「燃やす」って言うと驚きますが、部門にとらわれず動く意識は大事ですもんね
UGという会社は、私にとって「個であり集団である」場所です。
みんな自分勝手にやりたいことをやっているように見えて、実はちゃんと「やるべきこと」を理解して進んでいるから、集団として成り立っている。不思議なバランスですよね(笑)。
もちろん、全員が完璧にできているわけではありません。得意・不得意というよりはやる・やらないというスタンスの問題で、もったいない言動をしている人も少なからずいる。そういう人もいるのがUGらしいとは思うけど、これから組織が大きくなっていくうえで「個としてやるべきことをしっかりやる集団」になっていけるかが課題だと思っています。私はそこに対して、まずは仲間を増やすことに本気で取り組むことで、貢献していきたい。さらに組織を強くしていきたいです。
ーーこじろーさんの言葉、とても心強いですね!
UGに入社してから「楽しい」としか感じていないんですよね。自分に合った会社に入れたなと思っています。とにかく、すごく楽しんでいる自信があります。
ーー楽しく働いているこじろーさんが目に浮かびます。今後の活躍も楽しみにしています!本日はありがとうございました!



