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From CEO
私たちのWEBサイトにお越しいただき、ありがとうございます。
ユナイトアンドグロウは、2005年、1枚の企画書から始まりました。
企画書といっても箇条書きのメモのようなものでしたが、考えに考え、悩みに悩んで、これだったら人生をかけても後悔しない、いかなる責任も取れると思ったことを言葉にしました。
当社を創業した時、これから何をするかは全く自由な状態でした。自由とは実に不自由なもので、360度どちらにも進めてしまうため、方向を定めにくい。そのため、自らに何度も問いかけました。
「私(たち)がやりたいこと、やるべきことは何だろう? 世の中の役に立てて、わくわくできて、しかも実現が困難で、自分自身も成長できそうなことは??」
そんな自問自答を経て、これを書いたと記憶しています。
法人数の99%、雇用の70%を占める中小企業が元気になれば、日本全体も元気になります。中小企業を元気にする鍵のひとつは、情報システムの活用であり、ビジネスをITで刷新することです。そこまでは誰もが賛成するところだとは思いますが、そのためには人材が必要。しかし良い人材はなかなか中小企業に来てくれません。例え来てくれたとしても、継続的に雇用するのが大変難しい。それならば、私たちがキラリと光る人材の集団をつくって、中小企業を継続的に助けるサービスをつくったらどうだろうか?
このアイデアを企画書にしたためて、尊敬する先輩経営者に相談に行きました。すると、「絶対やめろ」「儲かるはずがない」「実は俺も創業時にやっていたが撤退した」とのこと。真剣に説得されました。
しかし、すでに主旨に賛同する仲間が集まりつつありました。個人的には1回目の起業(前職の会社)をそこそこ成功させたという自負もあり、それを越えたいという欲もありました。そこで企画書どおりの会社を勢いよく立ち上げたわけですが、そこからが大変で、実に5年間の赤字に苦しめられました。設立3年目にはリーマンショックの波もかぶり、非常につらい決断をせざるを得なかったこともあります。
しかし赤字の5年間、創業時のコンセプトは何も変えませんでした。なぜ赤字になるのか、その原因を細かく分解して、仲間たちとともに実験を積み重ねて改善していきました。その結果、現在私たちが「シェアード・エンジニアリング」と呼んでいる一連のノウハウが積み上がり、サービス品質も格段に向上して、徐々に収益の上がる事業となっていったのです。
私たちのサービスの原点は、中小企業の内部に入り込み、活動し、喜ばれることです。仕事を通じて自ら学び、自ら成長します。上意下達型ではなく、フラットなネットワーク型の組織をつくり、お客様のニーズを満たすと同時に、暖かい社風で自分たちの心も満たしたい。そんな難しいことに挑戦しつづけます。そして何よりも、私自身がこの会社で働くことを楽しんで、成長することが、もともとやりたかったことです。これからも、この思いは変わりません。
皆様からのご指導ご鞭撻、そして応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
ユナイトアンドグロウ株式会社
代表取締役社長 須田騎一朗
会社としての「パーパス」「コアバリュー」「ビジョン」とは別に、社長として組織運営をする際の私(個人)の方針を、以下のように宣言しています。
それぞれのテーマにまつわる思いは社長ブログ「SudaNote」で綴っています。ユナイトアンドグロウに興味を持っていただいた方はぜひご一読ください。