Customers's Voice
ユナイトアンドグロウの初めてのお客様
フォーミュレーション様は、バラエティ番組、報道番組、ドラマなど、あらゆるテレビ番組の基礎となる各種情報を調査して、初期の企画を練り、取材して、シナリオの元を作成し、時にはキャスティングまで手がける、リサーチ会社です。最近はテレビ局向けの専門スタッフ派遣事業も大きく伸ばされています。取締役総務部長の清水様に、お話を伺いました。
清水
はじめに須田社長がいらして、LANケーブルの調査をして頂いたのを良く覚えてますよ。今では当たり前の作業だとわかりますが、当時は何もわかっていなかったので、「地道な人なんだ。」と思いました(笑)。LANケーブルやハブ、ルーター、サーバーがどうなっているか、地図を作っていただきました。
須田
その時は私、それしかできなかったんです(笑)。
清水
でも、それは後で役に立って、引越しをするときとかは自分で地図を作っていました。インターネットにつながらないというときも、まず地図を見て、どこが悪いのかを考えるのに役に立ちましたよ。
須田
私はその間、必死にスタッフを増やしていました(笑)。
清水
UGさんとおつきあいする前は、知り合いに個人として助けてもらっていたのですが、その人が本業で忙しくなって来られなくなり、専門会社を探していました。いろいろと検討した結果、UGさん以外に選択肢はないと思ったのです。まず、UGさんはやっていることが新しかった。「何でもやります」という姿勢が。
須田
とにかく注文をいただかないと何も始まらないので、何でもやりますということだったのだと思います(笑)。
清水
でもそれがすごく新しいなと。他のベンダーさんだと、ネットワーク、サーバー、アプリケーションとバラバラに担当者がいて、それぞれの担当者と私がやり取りをしなければならない。UGさんなら一人の担当者がすべてをやってくれます。しかも必要な時に必要なだけ使ってくださいとまで言ってくださる。必要な時に必要なだけ助けてもらえるサービスなんて他にありませんでした。
須田
ありがとうございます。その姿勢が私たちの原点です。
清水
またコスト面も重要なポイントです。中小企業にとってはこれは死活問題ですから。他のベンダーさんだと、細かく色々積み上がって高くなります。
そして何より、困った時に相談できるのがいい。パソコンもネットワークも動いていて当たり前で、それを一人でやるのは大変です。うちの会社に、銀行でシステムの仕事をやっていた人がいるのですが、孤独な仕事に戻りたくないと言っています。情シスは会社にとって、とても重要な仕事ですが、重要な仕事を孤独にやるのは大変です。だから話し相手がいるのといないのとでは全然違う。UGのみなさんは孤独じゃないですよね。みなさんがつながっているのがよくわかります。
情シスは求人も教育も難しいので、UGさんがいて助かっています。
須田
御社にはじめて伺った時は、20人くらいの小さなオフィスでしたが、今は広いオフィスに人がいっぱいですね。ビジネスの状況はいかがですか?
清水
正社員が50人とアルバイトやフリーランスが数十人、子会社の派遣事業では数百人が在籍しています。私たちが関与しているテレビ番組は、レギュラーで100本くらいあります。特番も入れるともう数え切れないくらい。一人が数本の番組を受け持っていて、複数名で一つの番組に取り組みます。UGさんとそういうところが似ていますね。一つのお客様に複数の人が取り組んでいて、それぞれの人が複数のお客様を担当しているところが。しかもうちの会社は番組の土台を裏から支える仕事です。調査して、資料を作って、ネタ作りをして。UGさんが情報システムで、お客様のビジネスを裏から支えているのと似ていますね。
須田
担当者の人は変わるんですか?
清水
はい、変わります。本人の希望によってだったり、人事的な異動だったり、先方からの要望によったり、色々です。ずっと同じ番組を担当したいという人もいますので、良い方に向かうよう、会社として柔軟に対応しています。こういうところもUGさんと似ていますね。
須田
話が尽きなくて時間オーバーしてしまいました。これからもよろしくお願いします!
須田
御社は私たちの第1号のお客様です。こうして13年経っても顧客としてお会いできることに、本当に感謝いたします。
実は、ある方の紹介で清水さんに初めてお会いした時、私はまだ会社をつくっていませんでした。清水さんから「IT関連の××で困っています」とお聞きした時、根っからの営業マインドが出てしまって、その場でつい、「それは我が社の最も得意な分野です。」と答えてしまったのですね。
「この人を裏切れないな」という気持ちから私も決心をして、中堅・中小企業向けのITサポート会社をつくることにしました。本当にありがとうございます。
当時の話で、何か印象に残っていることはありますか?
清水
その頃の私は、IT関連の用語がひとつもわからず本当に困っていました。困り果ててUGさんに電話することが多かったわけですが、あるとき日曜日に電話をしたら社長の須田さんが出るではないですか。「誰か来てもらえませんか?」と聞くと、「私で良ければ今日なら行けます」と。「いやいや、困ってはいるけど社長に来ていただかなくてもいいです。」ということで断りましたが、ああ社長だけ日曜日に会社に来ているんだなーと、印象深く思い出しますね。
須田
一度ならず何度もそんなことがありましたね。
その頃と最近で、何か違いを感じる点はありますか?
清水
昔のUGさんは、アングラでマニアックというか、担当者の得意分野がはっきりしていて、個性的で面白いのだけど、得意じゃないことは全くできなかったですね。
でも今は、担当者のスキルで足りない部分があると、「持ち帰らせてください」といって会社の誰かに質問し、解決まで面倒をみてもらえます。他のメンバーが来てくれることもありますね。昔よりもいろんな人が出てきて、対応してくれる範囲が拡がりました。「UGの社員どうしがつながっているんだなー」と感じますね。