ユナイトアンドグロウ株式会社
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従業員は基本的にユーザーを向き、社内向けの仕事は少数精鋭としたかった
Retty様は「自分にベストなお店が見つかる」ことをテーマにした日本最大級の実名口コミグルメサービス「Retty」を運営しています。取締役の長束(なつか)鉄也様にお話を伺いました。
須田
Retty様の事業内容を教えてください。
長束
実名制の口コミグルメサービスを運営しています。2010年に「食を通じて世界中の人々をHappyに。」をミッションとして、前職の上司であった武田(Retty代表)とともに会社を設立しました。事業を起こすにあたって、スマートフォン×ソーシャルで人々の生活が変わるところにビジネスチャンスがあると考えました。生きていく上で欠かせない「衣・食・住」ですが、中でも生活に根付いている「食」に目をつけました。
飲食店を探すメディアは他にもありますね。どこが違うのでしょうか?
「評するメディア」ではなく「おすすめするメディア」だということです。 食とは本来、趣味嗜好や生活環境によって評価の基準が違うものです。点数評価が高いからといって、必ずしも自分に合う店とは限りません。私たちは、自分と生活環境が近い人、趣味嗜好が合う人、共感できる人を通じてお店を探すというアプローチをとっています。サービスを通じて、ユーザーさん同士や、お店とユーザーさんを、ポジティブに繋ぐのがRettyです。
それにしても、大きな競合がいくつもある分野にチャレンジするというのはすごいことですね。素人目には「もう参入余地がないのでは?」と思ってしまったのですが。
点数評価などは直感的なわかりやすさといった良さがある一方、人による評価基準の違いや、良くも悪くも影響力のある人がお店の点数に影響を与えすぎてしまう、という課題がありました。そのため、ユーザーさんは自分にぴったり合ったお店を見つけられない。ここにニーズを感じたのです。Rettyでは、SNSのタイムラインを見るような感覚で、お店を探す時以外も使っていただいています。誰が今どんなお店に行っているとか、行ったことのあるお店の話をきっかけにつながりを持てるとか。インターネットサービスとしては新しいけど、リアルの世界ではよく起きていたことだと思います。
なるほど!アナログな人間関係で当たり前にやっていることを見つめ直して、それをインターネットに置き換えているのですね。
Rettyでは、お店に行く前も、行った後も、コミュニケーションを起点にサービスの利用が期待できる点が特徴です。
確かに!しかしその場合、インフルエンサーというか、良い人を集めるのが難しそうですね。
難しいです。創業初期の頃からRetty Nightというイベントを開催して、ユーザーさんと直接会える機会を作っています。リアルなイベントを開催して交流を深められるのは、「食」だからこそと思っています。ユーザーさんに支えられて今のサービスがあるので、オンラインサービスだけどリアルなつながりも大切にしています。
ところで、なぜ「Retty」と名付けたのでしょうか?
「Recommend(おすすめ)」と「Happy(幸せ)」を合わせました。「Reppy(レッピー)」だとしっくりこなかったので少し変えました(笑)。日本だけでなく、世界中の人々に使ってもらうことを目指して、英語をベースにしたこの名前にしました。
ありがとうございます。そんな中、情シスサポートでUGを選んでくださったのはなぜでしょうか?
もともとは私が社内SEをやっていました。社内向けの仕事をするのはもちろん大事ですが、私たちは基本的にユーザーさんを向いています。従業員はそこに集中して取り組みたいので、社内のことは少数精鋭で行いたいと思っていました。社内SEのアウトソーシングを考えていた時に、以前交流会でお会いした須田さん(UG社長)のことを思い出したことがきっかけです。Rettyのサービスでもそうですが、私は人が繋いでくれたご縁を大切にしています。
繋いでくださった方に改めて感謝します!そして現在もUGを使い続けてくださっている理由は何でしょう?
フィードバックを行ってくれるところがいいと思います。アウトソーシングはやりっぱなしが多い印象ですが、何をやったかを報告してくれるし、定期的にミーティングを開催して状況を共有してくれます。日々のサービスも一定のクオリティを出していただいて満足していますし、人が資本でつながりを大事にしているところがRettyと通ずるところがありますね。
逆に改善してほしい点はありますか?
ポイント制※は困ってます(笑)。購入するコースによって単価が違うので、会計処理が大変です。ここはイノベーションを起こしてもらいたいですね。あと、スタッフのレベルが違うのはわかるけど、実際運用していくとどのレベルの人が適任か少しわかりづらいと感じます。
ご指摘ありがとうございます。もう1点。当社ではサービスをパッケージ化したりテーマを絞るなど「メニュー化」をしていないのですが、やるべきだと思いますか?
会社のニーズによりますが、メニュー化は特に思いつきません。結構、業務に入り込んでいただいていますし、信頼してお任せしていますので、当社としてはメニュー化しないほうがありがたいです。
たいへん勉強になりました。これからもよろしくお願いします!
※ポイント制についてはこちら
須田
Retty様の事業内容を教えてください。
長束
実名制の口コミグルメサービスを運営しています。2010年に「食を通じて世界中の人々をHappyに。」をミッションとして、前職の上司であった武田(Retty代表)とともに会社を設立しました。事業を起こすにあたって、スマートフォン×ソーシャルで人々の生活が変わるところにビジネスチャンスがあると考えました。生きていく上で欠かせない「衣・食・住」ですが、中でも生活に根付いている「食」に目をつけました。
須田
飲食店を探すメディアは他にもありますね。どこが違うのでしょうか?
長束
「評するメディア」ではなく「おすすめするメディア」だということです。
食とは本来、趣味嗜好や生活環境によって評価の基準が違うものです。点数評価が高いからといって、必ずしも自分に合う店とは限りません。私たちは、自分と生活環境が近い人、趣味嗜好が合う人、共感できる人を通じてお店を探すというアプローチをとっています。サービスを通じて、ユーザーさん同士や、お店とユーザーさんを、ポジティブに繋ぐのがRettyです。
須田
それにしても、大きな競合がいくつもある分野にチャレンジするというのはすごいことですね。素人目には「もう参入余地がないのでは?」と思ってしまったのですが。
長束
点数評価などは直感的なわかりやすさといった良さがある一方、人による評価基準の違いや、良くも悪くも影響力のある人がお店の点数に影響を与えすぎてしまう、という課題がありました。そのため、ユーザーさんは自分にぴったり合ったお店を見つけられない。ここにニーズを感じたのです。
Rettyでは、SNSのタイムラインを見るような感覚で、お店を探す時以外も使っていただいています。誰が今どんなお店に行っているとか、行ったことのあるお店の話をきっかけにつながりを持てるとか。インターネットサービスとしては新しいけど、リアルの世界ではよく起きていたことだと思います。
須田
なるほど!アナログな人間関係で当たり前にやっていることを見つめ直して、それをインターネットに置き換えているのですね。
長束
Rettyでは、お店に行く前も、行った後も、コミュニケーションを起点にサービスの利用が期待できる点が特徴です。
須田
確かに!
しかしその場合、インフルエンサーというか、良い人を集めるのが難しそうですね。
長束
難しいです。創業初期の頃からRetty Nightというイベントを開催して、ユーザーさんと直接会える機会を作っています。リアルなイベントを開催して交流を深められるのは、「食」だからこそと思っています。ユーザーさんに支えられて今のサービスがあるので、オンラインサービスだけどリアルなつながりも大切にしています。
須田
ところで、なぜ「Retty」と名付けたのでしょうか?
長束
「Recommend(おすすめ)」と「Happy(幸せ)」を合わせました。「Reppy(レッピー)」だとしっくりこなかったので少し変えました(笑)。日本だけでなく、世界中の人々に使ってもらうことを目指して、英語をベースにしたこの名前にしました。
須田
ありがとうございます。そんな中、情シスサポートでUGを選んでくださったのはなぜでしょうか?
長束
もともとは私が社内SEをやっていました。社内向けの仕事をするのはもちろん大事ですが、私たちは基本的にユーザーさんを向いています。従業員はそこに集中して取り組みたいので、社内のことは少数精鋭で行いたいと思っていました。社内SEのアウトソーシングを考えていた時に、以前交流会でお会いした須田さん(UG社長)のことを思い出したことがきっかけです。Rettyのサービスでもそうですが、私は人が繋いでくれたご縁を大切にしています。
須田
繋いでくださった方に改めて感謝します!そして現在もUGを使い続けてくださっている理由は何でしょう?
長束
フィードバックを行ってくれるところがいいと思います。アウトソーシングはやりっぱなしが多い印象ですが、何をやったかを報告してくれるし、定期的にミーティングを開催して状況を共有してくれます。日々のサービスも一定のクオリティを出していただいて満足していますし、人が資本でつながりを大事にしているところがRettyと通ずるところがありますね。
須田
逆に改善してほしい点はありますか?
長束
ポイント制※は困ってます(笑)。購入するコースによって単価が違うので、会計処理が大変です。ここはイノベーションを起こしてもらいたいですね。あと、スタッフのレベルが違うのはわかるけど、実際運用していくとどのレベルの人が適任か少しわかりづらいと感じます。
須田
ご指摘ありがとうございます。もう1点。当社ではサービスをパッケージ化したりテーマを絞るなど「メニュー化」をしていないのですが、やるべきだと思いますか?
長束
会社のニーズによりますが、メニュー化は特に思いつきません。結構、業務に入り込んでいただいていますし、信頼してお任せしていますので、当社としてはメニュー化しないほうがありがたいです。
須田
たいへん勉強になりました。これからもよろしくお願いします!