Suda Note

Suda Note | 社長ブログ

耳からの情報で何かが生まれる - ユナイトアンドグロウ株式会社

Suda Note | 社長ブログ
2021.09.07

「ノイズキャンセリングつきのワイヤレスイヤホン」のおかげで、路上や電車の中でも快適に音声コンテンツが聴けるようになりました。コンテンツ自体も年々充実してきています。そのおかげで、今まで「ロスタイム」だと思っていた、道を歩く時間や電車を乗り換える時間、運転する時間や1人で食事をする時間などが、一転して「インプットや気づきの時間」に変わったなと思います。

私の場合は、主にPodcastとNHK語学プレーヤーを使っていて、「NHKラジオニュース/英語ニュース」「COTEN RADIO(歴史トーク番組)」「ラジオNIKKEIの経営者インタビュー(の番組2種)」、そして「NHK実践ビジネス英語」が長らくお気に入りです。それと、車や電車で長い距離を移動するときのために、経営者向けの講演会の音声データ(あらかじめ購入してダウンロード)を貯めてあります。

Voicyの番組で聴いた話の受け売りですが、「観たり、読んだりする個人の時間」の奪い合いは、常に激烈な競争の世界で、栄枯盛衰も早い。テレビの時間がスマホに奪われ、スマホの中でもさまざまなアプリやコンテンツがユーザーの限られた時間を奪い合う。確かに3年前によく使っていた××アプリや〇〇WEBサイトを今は全然見てないなー、などと私にも覚えがあります。一方、「耳で聴く時間」の場合は、いったん選ばれると長期で固定される傾向が強いとのこと。個人のお気に入りは4つ〜6つ程度に絞られることが多く、番組のファンにする力も強いため、「今、音声メディアでフォロワーを獲得したら最強!」との話でした。

確かに、私のお気に入り音声コンテンツは5〜6年前からの常連がほとんどで、他にも良いものがあるはずなのに、熱心に探すこともなく、6個で固定しています。まさにレクチャーの通りだったので、歩きながら聴いていて「なるほど!」とつい声に出してしまいました。しかもこれを聴いたのは半年以上前なのですが、よく覚えています。音声コンテンツは記憶や感情に残りやすいのではないか、と思います。

私にとって、音声を聴く時間は「インプット」だけでなく、「気づき」の時間にもなっています。
英会話の番組を聴いていると、「なるほど、最近の英語圏ではそれが話題になるのか」と気づかされ、深く記憶に残ることがあります。そこから、社内施策の重要なアイデアを得たことが何度もありました。ZOOMで会議を仕切る際の英語表現など、異文化での常識がアイデアにつながることもあります。
歴史を俯瞰してレクチャーしてくれる番組では、私の日常である1週間〜1か月単位の狭い視野を、いきなり100年〜1,000年の視点に引き上げてもらえます。知識がつくだけでなく、頭の切り替えにもなります。

「ひらめき」「気づき」「発見」などが、どんな時に得られたか、という先人の話でよく聞くのは、「風呂に入っていた時」「散歩していた時」「トイレの時」などですね。

何か別のことで体を動かしながら耳に情報を入れると、脳内で化学反応がおこって何かが生まれる、そんな効果が実際あるなと思います。

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