Suda Note
Suda Note | 社長ブログ
会社を創る、というのは、実は誰にでもできます。
私が29歳で一度目の起業をしたときには、1,000万円の資本金が株式会社の条件でしたが、今は資本金1円でも設立できるので、本当に簡単に設立できるようになりました。
しかし、成熟社会の日本において、永続的に成長する会社をつくろうと思うと、創業の実際はかなり難しいと言って良いでしょう。
会社としての実績や信頼が何もないと、社員もお客様もまったく集まりません。まぁそれは当たり前の話かもしれませんが、私が気づいた最大の困難は、
「創業直後の会社はあらゆる意味で自由」
ということでした。
複数の人間が集まって会社の方向性を定める、というのが、とにかく簡単ではないのです。
二度目の起業で、当社を2005年に設立した時、メンバー間で合意していたのは
「中小企業のIT活用を助ける会社をつくろう」
「大きく成長して社会の基盤になる会社にしよう」
ということでした。
ここまでは大体決まっていたものの、これだけでは、実は何でも選択できてしまうことに気づきました。
「ソフトをつくって売ろう」という人、「全国の小規模事業者を集めて仕事を斡旋しよう」という人、「ITのデパートみたいに、あらゆる商品を総合的に販売しよう」という人。はたまた「コンサルティングに徹したほうがいい。将来の選択肢が拡がるから」という意見など、実にいろいろな議論がありました。
上記のように何でもアリのままでは、うまくいきません。
社員採用の方針が決まらない。顧客開拓の方針も決まらない、幹部どうしで共有するべき理念が決まらない。実は、何も決められないのです。
そこで、主要メンバーで話し合いの場を持ち、2回ほどの合宿を経て、理念ブックなるものをつくりました。
当時のメンバーの意見をいろいろと入れましたが、編集の最終責任者は私です。
創業してから2年間くらいは、コピー機で印刷したこの本しか、営業ツールがありませんでした。
私たちには、何も実績がないし、技術もないし信用もない。ちなみにお金もないし、人もいない(笑)。あるのは理念だけ!
「理念に共感してくれたら、仕事を発注してください。」
「発注してくれたら、その仕事を通じて、私たちに経験が生まれて、人が育って、サービスが提供できるようになります。だからまず発注をしてください。」
押しつけがましい営業マンですね。
しかし本気で、こんな思いをもって営業してました。
貴重な1時間をいただくのだから、お客様にも何か得をしてもらいたい、と思いました。
命を込めてつくった「理念ブック」だったら、もしかすると何か参考になるかもしれない。単なる迷惑かもしれないけど、それ以外に何も差し上げるものがなかった。
そんな思いの詰まった理念ブックが、これです↓
今はもう使っていませんが、気合いだけは100%入ってます。(笑)
どうでしょう。
これが当初の営業ツールだったんですよ。
毎日の朝礼で、声を出してひたすら読み合わせをしましたね!
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