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シンガポールの起業家と富士山トレッキング

Suda Note | 社長ブログ
2010.07.09

6月某日、シンガポールから14名の会社経営者が3泊4日で来日し、私は3日目の土曜日に彼らと富士山に出かけてきました。

インターネット関連、海運業、飲食業、広告、人材、コンサルティングなど、業種は多種多彩。華僑財閥のご子息もいらっしゃるし、身一つで創業した人もいます。
さらに、人種で見ると、中国・台湾系、インド系、韓国系、マレーシア系、日系、不明系(?)などと、皆、アジア人であることは変わりませんが多様な人種の集まりで、結果として母国語(第一言語)もいろいろなのだそうです。

お互いで話す時は中国語。日本人などの外国人が混じっている時は英語。
母国語を入れると「3カ国語を話せるのが普通」のようです。
中国が台頭する時代にあって、彼らは最強のポジションにつけていますね!

シンガポールには高い山がない。

今回の旅の目的を事前に聞いたところ、3泊4日で日本の会社を訪問して買い物や日本食を楽むことで、各自の親睦を深めることだ、とのこと。
彼らに何か特別な体験を提供できないか? と、日本の起業家数名で話し合いました。「シンガポールには高い山がない。富士山へ連れていったら喜ぶのでは?」という意見が出ました。メールで提案してみたところ、大いに乗り気の返事が届きました。

6月の、とある日曜日。
銀座のホテル前にチャーターしたバスを横付けして、彼らを迎えました。
早朝なのにみんなハイテンション。少し驚いたのは、今回の旅行のためにおそろいのポロシャツをつくって、みんなで着ていること!
貴重な数日間を最高に楽しもう、という気合いが感じられます。このような演出というのも面白いですね。

実はこの日は梅雨時のど真ん中ということで、天気のことを心配していたのですが、心配した通りに朝から暗~い色の雲が東京の空一面に拡がっていました。今にも雨が降ってきそうな状況。天気予報は「雨80%」と出ています。
誰もレインコートなど持ってきていないし、高価そうな皮のスニーカーを履いている人もいます。
しかし、今更目的地を変更するわけにもいかず、「雨が降ってずぶ濡れになるのも良い体験だろう」と、構わずに出発。
起業家ですから、ハプニングがあればそれもまた楽しんでくれるだろうと、バスの中で私としては覚悟を決めていました。

ところが!
富士山に到着する少し前から雲が切れはじめて、なんと奇跡的に太陽が顔を出してくれるではないですか。そして、5合目でトレッキングを開始したその瞬間、信じられないくらい良い天気になってしまった! 富士山中腹から見る下界は空気が澄み渡っていて美しく、反対側を見上げると雪に覆われた富士の山頂も美しい。梅雨時なのに日も差していて、標高2,000mでも歩いていると汗ばむくらいだ。
何とラッキーな。。。

彼らとしては山に登ること自体が珍しい体験のようで、子供のように喜んでくれました。

6合目付近。7合目から上はまだ雪が積もっていた。

6合目付近。7合目から上はまだ雪が積もっていた。

6合目の中腹まで(積雪エリアの直前まで)を体験する富士山トレッキングを満喫した後は、河口湖の湖畔でバーベキューをして、昼間から大いに酔っぱらって盛り上がり、バスで爆睡して東京に帰ってきました。

夕方。
シンガポールメンバーが赤坂の焼き鳥屋さんを借り切って、お礼のパーティを開いてくれました。再び大いに飲んで食べて、最高に盛り上がったのは言うまでもありません。
それにしても、東アジアの人たちと一緒に飲むと、不思議なアットホーム感があって本当に楽しいですね。

須田騎一朗
ユナイトアンドグロウ代表
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