「鉄は熱いうちに打て」 裁量のある環境でいろいろな経験を

プロフィール

パワーネームとは

パワーネーム:呼ばれて元気になる名前
以前はあだ名で呼び合っていました。
創業当初に会社の未来を考えるための合宿中に遠慮なく議論するためにはどうするか、と考えた際にあだ名で呼び合い、敬語無しで、としたことから始まりました。
その後、自分が呼ばれたい、呼ばれて元気になる名前(パワーネーム)というものがあることを知りそれからは入社した際にパワーネームを付けてもらっています。

入社年
2023年
ハッシュタグ
#社員を知る#ありのまま#つながりと成長#多様性#IT未経験#上京#私にとってのUG#オーナーシップの発揮
パワーネーム [?]
いりこ
パワーネームの由来
カフェでアルバイトしていた際に「ふね」がニックネームだったが、後輩が入ってきたときに「おふねちゃん」→「ふねさん」になった。それがサザエさんのようでトラウマがあったため、最近まで呼ばれていた「ふね」ではなく高校のときのニックネームの「いりこ」をパワーネームにしました。
出身校
同志社大学 心理学部
入社の決め手
フィーリングを信じた
Past

アルバイトを通して自分の価値観を発見

学生時代はアルバイトばかりしていました。大学では友達が全然できなかったけど、アルバイト先の人と仲良くさせてもらって、アルバイト中心の生活でしたね。だから大学に友達がいなかったのかも(笑)あとはコロナ禍だったこともあります。カフェと塾講師を掛け持ちして、合わせて週5日ほど。特にカフェのアルバイトは覚えることも多くて、大学の講義中も講義を聞かずにレシピを叩き込むくらい没頭していました。ずっと憧れだったカフェでのアルバイトは、やっているだけで楽しくて、「カフェで働けている私」に満足していましたね(笑)

それにやりがいもありました。働いていたのが小さな店舗でオペレーションスタッフを増やせないことから、他の店舗と比べて1人あたりの業務負担が大きかったので最初は大変でした。でも、その分自分で考えて判断する場面が多く、働いていてすごく楽しかったです。

 

「合わない」を確かめようとしたら「行ける」と思えた

就活を本格的にスタートさせたのは、3年生の8月頃。周りは早めに動く人が多かったので、「私も何かしなきゃ」と思い、とりあえず聞いたことのある企業のインターンシップに応募するも当然書類落ち。「これはまずい!」と、9月以降は手当たり次第に多くの企業を受け、10社ほどインターンシップに参加しました。

行きたい業界がなく、さまざまなインターンシップに参加するなかで、自分には合わないと思っていたIT系の企業にも合わないことを確かめるために参加しました。合わないと思ったのは、自身のITに対する知識不足にくわえ、ITの仕事に対する「PCをひたすらカタカタし、コードを書く」といったイメージから専門的に学んだ人が集まるフィールドだと感じていたことが理由でした。だけどインターンシップを通じて、不動産業界に就職する人の多くが不動産に特化して学んでいないのと同じように、ITを扱う人が必ずITを専門に学んでいるわけではないということに気がついて、「大学で学んだ知識の有無で業界や職種を考えるのは辞めよう」と思いました。「IT業界いいな」というよりは「IT業界にも行ける」という感覚でした。

 

フィーリングで選んだUG

顧客の課題解決をする仕事がしたいと思っていたので、3年生の秋以降はコンサルやITの営業職などを見ていました。就活の軸としてあったのは、「誰も得しないことはしたくない」ということ。例えば、ノルマがあるからといって、求めていない人に必要のないものを売りつけるようなことはしたくないと思っていました。他にも、2つ大事にしていたことがあります。1つは、ある程度の裁量があること。もう1つは、1人の権力者の評価で自分の評価が決まる組織ではないこと。これらはカフェでのアルバイト経験が影響しています。

そんな風に就活を進めるなかで、UGに出会ったのは3年生の11月頃。採用面談を担当してくださったのは、親しみやすい人、強面な人、UGへのパッションが強い人、などさまざまでしたが、共通していたのは就活生に対して上からくる人がいなかったことです。また、私の確認ミスで事前連絡なく面談を欠席してしまったことがありました。「終わった」と思ったのですが、採用担当のきょんきょんさんも、その日面談をしてくださる予定だった社員の方も「事故とかじゃなくてよかった」と言ってくださり、もう一度面談を設定してくださいました。当時は、「そんな会社ある?」ととても驚きました。

UG以外にも、開発をするIT企業とコンサル企業の2社から内定をもらい、3社で検討していました。コンサル企業はお給料が高くて、「給料たかっ!」とも思っていました(笑) 業種がバラバラで一様には比較できないところがあったけど、UGに決めた理由を一言でいうと「フィーリング」です。UG以外は逆オファーで選考に進んだ企業で、UGが唯一自分で応募した企業だったこともあり、一貫してUGへの志望度が一番高かったです。フィーリングを言語化するのは難しいですが、オンライン面談の際に担当してくれたきょんきょんさんのGoogleMeetの背景(※1)も好きでしたね。冷静に考えてみると、どれも自分の軸で選んできた企業だったので、フィーリングを信じてUGに決めました

※1インタビュアーのおまけ:どういうこと!?と思い詳しく聞いてみたら、当時GoogleMeetの背景をUGのカフェエリアの写真にしていたそうで、オフィスの雰囲気も決め手のひとつだったみたいです!

 

Current

「インソーシング」にこだわって、少しずつ変わった

入社して翌月の5月から現在(取材時は2023年11月)まで、UGとはお取引が始まったばかりのお客様先で稼働しています。創業して数年しか経っていないスタートアップ企業で、コーポレートIT部門の担当社員が1人とUGメンバーは自分だけしかおらず、人手不足だけどスタートアップだからやらなきゃいけないことがたくさんある、そんな状況でした。業務内容は、問い合わせ対応や入社対応、kintoneを使った請求書の自動送信のサポートなど。「こんなことしてほしい」という要望がいろいろな部署からあがるので、それをもとに課題と理想を整理し、お客様先の担当者さんやベンダーさんと話し合いながら解決方法を決めています。解決方法が決まったら自分が対応する場合もあるし、担当者さんやベンダーさんに依頼したほうがいいと判断した場合には、自分は作業はせずに担当者さんからの質問に応えるなどのサポートにまわります。

稼働が始まって最初に直面した悩みは、自分宛に問い合わせがこないというものでした。整った会社であればコーポレートIT部門への問い合わせ窓口があって、そこに問い合わせが集まるんですけど、それがなかったのでお客様先の担当者さん個人に直接問い合わせがくる状況でした。せっかくUGに発注してもらっているのに、問い合わせがこないとどうすることもできません。そこで、毎日顔を合わせて直接会話することで少しずつ覚えてもらおうと「インソーシング」で働くことを大事にしています。そのおかげで、少しずつ私宛に問い合わせがくるようになりました。

 

いりこ流仕事の流儀

「さっき保存したファイルがどこにあるのかわからなくなっちゃった〜」
「不具合で新しいメールが作成できない!」
「印刷ボタンが反応しない」
問い合わせ内容はさまざまで、「この問い合わせにはこれが有効」のような一問一答形式での解決はできないので、そのエラーが起こる根本的な原因、基礎的な仕組みを日々勉強しています。自分1人で解決できないエラーはUGメンバーを頼ったり、メーカーの窓口に問い合わせたりします。

今後は同じような問い合わせを減らしたいと考えています。同様の問い合わせが違う社員の方から何度もくることがありますが、人手不足のなかでこれに対応するのは時間が足りません。そこで、根本的に何かを変えないといけないと考えてはいるんですが、なかなか着手できていません。そこには、関係者とコミュニケーションをとって進めていく必要があり、少し難しさを感じています。複数の部署にそれぞれ確認が必要だったり、お客様先の事情もあって簡単には進められなかったりと、理由はさまざまです。仕事において多くの人との連携がとにかく大変だなあと実感しています。

また、「ゆくゆくは2024新卒メンバーにもこのスクラム(※2)に参加してもらいたいな〜」と、今はまだないマニュアルの整備を進めていて、いつでも新メンバーに対応してもらえるように準備中です。もちろん私の一存では決められませんが、お客様に提案することはできます。UGの顧客責任者は現場にいることはほとんどなく、現場にいる自分が直接話を進めたほうがスムーズにいくこともあります。時と場合によって、私が言うべきか、一歩外の人に言ってもらうべきか、常に考えながら連携をとって進めていて、私が直接言ったほうがいいと思ったら率先して言うようにしています。

※2スクラム:お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ

 

今、就活を振り返って

フィーリングを信じてUGに決めましたが、そこにギャップはありませんでした。一番気にしていたのは評価制度だったけど、採用面談のときに聞いていた通りだったし、裁量に関しても、お客様先、UG内ともにめっちゃあるなと感じていますね。

UG内ではUGアカデミー(※3)の企画に関わっています。私と同期の新卒2名で進めていて、実際にお客様先を担当する前にコーポレートIT業務の疑似体験ができるよう、研修プログラムを企画しています。具体的には、お客様先の部長役の先輩から「こんな課題があって困っています」とお題が提示され、それに対してグループで相談し課題解決に取り組むという内容です。そもそも、新卒2人だけで研修の企画を進められる会社なんてなかなかないんじゃないかと思います。

※3UGアカデミー:入社してから3年間で目標のスキルレベルまで到達するために、ITスキルとビジネススキルの成長加速を支援するプログラム

Future

鉄は熱いうちに打て

今は1社だけで稼働しているので、同時に複数社を担当して新しい働き方にもチャレンジしてみたいです!
あとは、営業にも興味があります。営業と一口に言っても、現在のUGには営業の部署や営業専任の社員がおらず、UG側から「シェアード社員を使いませんか?」と声をかけることもしていません。ありがたいことにたくさんの企業から「シェアード社員を使いたい」と問い合わせていただくので、そうした企業に対してサービスの説明をしたり、興味を持ってくれたお客様の要望や実現したいこと、解決したい課題を聞きながらシェアード社員として何ができるか一緒に考えます。そんな、UGと顧客とをつなぐ窓口ができたらなと。

「鉄は熱いうちに打て」って感じで、とにかく今のうちにいろいろなことをやりたいです。ちなみに座右の銘は、「無駄に生きるな、熱く死ね」です!!!(笑)

Colleague
じょみ
現在、私が顧客責任者(AM)、いりこが現場責任者(PM)として同じ支援先で一緒に仕事をしています。稼動開始当初は、実際に業務支援をするのは1名という部分でも不安がゼロだったわけではなかったのかなと・・・。ただ、他にもお客様からの引き合いがあった状況で「自分でやる」と決めたいりこの決断は、私自身も一層「挑戦しよう」と奮い立たせてくれました。社歴や年齢関係なく、一緒にチャレンジできるいりこの存在にとても感謝しています。これからもたくさんのことに挑戦し、ともに成長できたらうれしいです!
てぃーぼー
いりこにはいつも助けられていて、感謝カンゲキ雨嵐って感じですね!インタビュー内にも書いてある通り、僕もいりこと一緒にUGアカデミーの企画に関わっていますが、行動力があって発想力に富んでいるいりこと一緒に動くのはとても楽しく、尊敬しています!(僕も負けじとがんばります)アツい心を持ったいりこと一緒に働けてうれしいです。これからも切磋琢磨しながらともに成長できたらいいな~と思います。これからもよろしく!!!!!!

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