Suda Note

Suda Note | 社長ブログ

人も会社もルーティンで決まる | ユナイトアンドグロウ株式会社

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2021.11.12

習慣によって人生は決まる、という話を何かのセミナーで聴いて、ハッとさせられたことがあります。何かを成し遂げたいと思うなら、成し遂げるために獲得したい「習慣」をまずイメージして、これをルーティンワークとして繰り返し、体で覚えるようにすれば良いのだと。いったん習慣化してしまったことは頑張らなくても繰り返せるので、その積み重ねによって欲しいモノは自然と手に入る。・・・というような主旨だったと思います。
「会社も同じだな」と感銘を受けたのが、ハッとさせられた理由です。組織としてどのような習慣を獲得していくか、その内容次第でその会社の将来も決まるのだと教えられた気がしました。

私の習慣の一つに、タスクや学びやアイデアなど頭の中にあることをいったん全て紙に書き出して、週に1回見直し、手帳のしかるべきページに書き写す(または消す)、というものがあります。GTD(Getting Things Done)などとも言われます。書き出すことで記憶しておく必要がなくなり、気持ちが楽になることと、書き写すことで逆説的ですが記憶に定着していくというメリットがあります。

この手帳に、「習慣化したいこと」というページがあります。「こんな習慣が手に入ったらすばらしいな」と思っていることが書いてあります。
たまに見直してみて、習慣として獲得できたものは赤ボールペンで派手に消します。「要らないな」と感じたものも赤で消します。赤ボールペンで消されたものが増えてきたら、新しい紙を用意して全体を書き写しますが、そのときに記憶にも刷り込まれます。10年前に書いたことが何度も書き写されたりしていますので、願いがあるくせに全然できてないことは何か、ということもわかります。

私が獲得した習慣の一つに「走る」ことがあります。
もう20年も前のことですが、経営者仲間で合宿勉強会をした際に、元アメフト選手の社長が「しばらく走っていないので気持ちが悪い。明日の朝メシ前に走る。」と言うのを聞いて、いいなと思ったのがきっかけです。「気持ち悪いから走る」というくらいに自分も習慣化したいものだと強く思ったのです。
この習慣を獲得するまでには時間がかかりました。シューズやウェアを新調したのに全く使わなかったり、とにかく着替えてしまえば走るだろうと玄関まで行ったけれどやめた、などということが何度もありました。
当社では新卒内定式で皇居ランを実施していましたので、昔から走ることが好きだと思われることもあるようですが、全くそうではありませんでした。
しかし、それでも獲得したいと願っていましたので、手帳にはずっと書いていました。そして7〜8年経った頃、走ることは私の習慣の一つとなっていました。

獲得したいこと、成し遂げたいことは、大きな目標であればあるほど簡単には手に入りませんし、強く願わなければ、その方向に近づいていくことすらできません。自分の見えるところに書いておき、何度も見直して、書き写すことがポイントだと思います。

別の社長の話ですが、彼の場合はベッドルームの天井や壁に、欲しいモノや実行したいことを大きくカラーコピーして貼っているとのこと。10代の頃からそうしていたそうですが、今、その社長の会社は売上1,600億円を超えました。

CoCo壱番屋を創業された宗次さんは、早朝4時前に起きて顧客アンケートを全て読み、各店舗に毎日FAXでフィードバックしていたそうです。その後に本社周辺の清掃などを365日毎日継続していたと。このルーティンが習慣化しているのが会社発展の礎になっていたのは間違いありません。

組織はルーティンの積み重ねによってできています。当社の場合は、毎週の経営会議や半期ごとの経営合宿で重要な決め事をしますが、その他にも、実に多くのルーティンをつくってきました。これからも発展を持続させていくためには、不要となったルーティンを捨て、新しいルーティンを獲得していく必要があるでしょう。

個人の人生もほとんど習慣でできています。実現したい夢がある場合はまずその夢を書き出すことです。そしてその夢を実現するためのルーティンを開始しなければ、夢には近づいていけません。英語力をあげたいのであれば英語を勉強する習慣づけが必要ですし、資格を取得したいのであればそもそも勉強の習慣が必要です。資格の受験日がわかったらスケジュールに書き込むなど、小さな習慣からでも良いでしょう。私の場合は「習慣化したいこと」という手帳のページにまず書いて、時折見直す習慣からスタートです。

習慣になっていないルーティンは、強い意志がなければ実行できませんが、ひとたび習慣になってしまえば大きな努力は要りません。むしろやらない方が気持ちが悪いのが習慣です。歯磨きが習慣になっていない人にとっての歯磨きはとても億劫なものですが、習慣になっている人にとっては当たり前のことです。強制も努力も気合いも必要ありません。このように、習慣化することは素晴らしい効果があります。

最近、私が獲得したいと思っている新しい習慣に、「手帳だけを持って喫茶店に2時間こもる」というのがあります。スマホやパソコンが手近にあると、どうしても違う作業が始まってしまうので、考え事が進みません。まだ習慣として獲得できていませんが、この習慣を「欲しい」と思っているようなので、しばらく手帳に書き写し続けていくことになりそうです。

<参考>
ココイチ創業者の宗次さん

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