Suda Note
Suda Note | 社長ブログ
以下は、若手社員のTさんからいただいた報告メールです。
なぜ私たちのようなサービスが世の中で必要とされているのか、改めて認識できたとのこと。ヨカッタネ!!
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お疲れ様です。××です。
当社の必要性を再認識することがあったので、情報共有として送付いたします。
先日、私が常駐しているお客様先でサーバーのバックアップ体制を強化しようという話になりました。
現在は、「データ」のバックアップこそ取っているものの、サーバー自体の「イメージ」はバックアップしていない状態です。
(注:イメージとは、コンピュータの中に入っているソフト全体のことで、お客様が利用する実際の「データ」以外に、サーバーOS、セキュリティソフト、ミドルウエア、データベースアプリケーション、各種の設定情報などが含まれます)
障害発生時には、各サーバーを担当するベンダー様(注:ITの購入先のこと)に復旧を依頼し、データを復元するという体制です。
当然、HDDをまるごとイメージ化しておけば復旧スピードが早くなりますし、データの整合性も取れた状態に戻せるので、是非にとお客様に提案。各ベンダー様に、イメージからの復元でサーバーの復旧が可能であるか、そして手順書があるようならいただきたいと問い合わせました。
しかし、返ってきた返事は以下の通りでした。
・イメージからの復元をやったことがないのでわからない(おそらく動作するでしょうが)
・イメージから復元するのは構わないが、動作の保証はしかねる
・サーバー障害時は当社がパーツ交換・OSの再セットアップ・データの復元を行う規定になっているので、例外には対応できない
・手順書は存在するが提供することはできない(イメージからの復元がダメなら、仮想化している場合のスナップショットからの復元時はどうするのか聞いたことに対する回答)
そして皆様共通して提案していただいたのが、
「物理故障を気にされるのでしたら、サーバーをもう1台構築して冗長化されてはいかがでしょう? ダウンタイムを抑えられますし、その方がよろしいのでは?」
というものでした。
そこまでできる予算があるなら、そもそもこんな相談はしないわけでして……
このとき、ふと思ったのが「こういう状況だからこそ、UGが必要とされるのだな」ということです。
私自身はベンダー様と懇意にさせていただいているつもりですが、先方も慈善事業をしているのではないわけで、商売のタネとなる部分までは譲ってくれない。
そして、お客様は、私のような立ち位置の人を直接雇用するのは難しい。
お客様目線でコストを考慮しつつ、目的を実現するための手段を知っている人間がいることで、より現実的な方法を選択できるのだなと。
そんなわけで、私が体験した「当社の必要性」でした。それでは失礼いたします。
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話は単純ですが、本当にそうですね!
いかなる企業においても、ITの外注先ではなく、お客様の側に、ITに詳しい人が必要な時代です。
その、ITに詳しい人は、複数の企業でITを体験している必要があります。たくさんの事例を知っていればいるほど、お客様の役に立てますね。
2024.11.25
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