Suda Note
Suda Note | 社長ブログ
経営理念の定め方・表現のしかたには、様々な方式があると思いますが、当社の場合は「Mission」「Vision」「Value」「Basic」という名称を使っています。
Mission(使命)
どんな役割を社会の中で担うのか。
Vision(計画)
いつまでに何をいくら実現するのか。
Value(価値感)
全社員の共通項。ここだけは根っこが同じ。
Basic(行動指針)
これを行動して習慣化すると、仕事が楽にうまくいくという呪文の言葉。
創業以来9年間で3回、内容を見直して、その都度ほとんどが新しくなりました。
会社が成長し、組織や人が成長すると、言葉の選び方も変えたほうが良いのだと気づきました。
もちろん根幹となる経営哲学のようなものは、私自身ですから基本的に変わりません。しかしそれをストレートに文字化しても、意外と伝わらないものではないかと思っています。自分自身の理念は、喋って伝える(+ブログで書く)ほうが良いのだと考えるようになりました。
変える時には、1日あるいは2日の時間をかけて大勢で話し合います。事業について、顧客について、市場について、仲間についてなど、いろいろな視点で将来を議論しながら「言葉出し」をします。
そして最終的に、いくつかの言葉に絞り込んで、決めます。当社ではそうやっています。
この方法の良さは、決める過程の中に「決めた後の共有プロセス」が入っていることです。しかも実際に使っている言葉は私の言葉よりも皆の言葉が入っていますから、理解しやすい、わかりやすい。長い会議が終わった時には、ある程度の浸透がはかられている状態となります。
先日の全社員集会では、「Value」を3年ぶりに変更しました。
2ヶ月前の幹部合宿で仮設定した「Mission」も、3年ぶりに変更しました。
Valueについては、参加者全員から集まったキーワードで最多の2つ(成長・つながり)を、結果としてそのまま採用しました。
短い言葉にまとまっていますが、私たちにとっては、とても深くて、濃い言葉です。様々な判断が、ここから出てくるし、ここに集約されます。
このような作業は、私一人の力では決してできません。参加してくれた社員の皆さんありがとう!
2024.11.25
2024.11.14
2024.11.01
2024.10.10
2024.10.01