プロフィール
パワーネーム:呼ばれて元気になる名前
以前はあだ名で呼び合っていました。
創業当初に会社の未来を考えるための合宿中に遠慮なく議論するためにはどうするか、と考えた際にあだ名で呼び合い、敬語無しで、としたことから始まりました。
その後、自分が呼ばれたい、呼ばれて元気になる名前(パワーネーム)というものがあることを知りそれからは入社した際にパワーネームを付けてもらっています。
スポーツがもともと好きで、小学生のときは野球部、高校時代はテニス部でした。キャプテンをやらせてもらうことが多かったかなと思います。ただ、引っ張っていくよりも、「みんなが楽しくやれているかな」「人間関係で困っている人はいないかな」ということを気にしてみんなをまとめていました。特に、高校時代の部活には50人くらいメンバーがいたのですが、顧問の先生が忙しくて部活に全然来れない環境でした。練習メニューを自分たちで決めながら、「俺はもっとこうしたい!」と強い意志のあるメンバーも巻き込んで運営していくことに苦労した記憶があります。
就活生になって会社のビジョンに興味を持ち、「何のために会社がある?」「何のために自分が働くんだろう?」ということを考えていて、自分が共感できるビジョンを掲げている会社を調べていましたね。
また、愛媛出身なのですが、若いうちは都会に出て成長・チャレンジできる環境に身を置きたいと思っていたため、首都圏にあるベンチャー企業を探していました。
さまざまな企業を見ていく中で、一番大事にしていたのは、人の役に立ちたいという想いです。幼少期から困っている人を誰かがサポートする様子を身近で見ていて、そういう存在になりたいと思っていました。また、キャプテンなどの経験から上に立つ人の苦労を実感し、誰かが悩んでいたら助けられる、みんなが楽しんで働ける環境があった方がいいなと思っていて、人に関わり、役に立てる仕事をしたいと思ったんです。
ユナイトアンドグロウ(当時はテクネット)を知ったのは、就活サイトでベンチャー企業・IT企業に絞って見ていて、たまたま見つけたのがきっかけです。そのトップページに「志」という漢字を大きく書いていて、「怪しいな、この会社」と思いました(笑)その一方で「これを書くくらいだから、すごい重要視しているんだろうな」ととても興味を持ち、一度話を聞いてみることにしました。
▼当時のトップページに書かれていた「志」
あらためて振り返ってみても怪しい気がする(笑)byごっち
当時、この会社は新卒採用を初めて2年目。やっと赤字を抜け出したというタイミングでした。会社説明会で代表の須田さんから「儲かりづらいと言われていたビジネスだけど、こういう会社が社会に必要だと思って創業した」という話を聞いて、お金ではなく、役に立ちたいという想いが先行して始まった会社なんだなとその場で深く感じて、この会社は嘘を言っていないんだなって思って入社しました。
入社1年目からしばらくは1社のお客様先に常駐し、5年目から複数社を同時に担当するようになりました。
1社目のお客様のときは、部署内で一番若かったことと新卒からの成長をずっと見てくれていたことから、”若手”として接していただくことが多かったです。1社に注力すると、そのお客様先を深く知ることができ、会社の1年の流れや仕事の型を学べたことでビジネスパーソンとして成長することができました。
複数社を担当するようになってからは、お客様によって異なるさまざまな社風を知れたり、それぞれのお客様が使っているいろんなシステム・ツールの知識や業務知識を身につけることができたり、経験できる幅が広がりました。そして1社目と違ってお客様から”キャリアのある即戦力”として見られるようになり、自分がユナイトアンドグロウを代表してそのお客様を担当していることを実感するとともに、お客様に今後もユナイトアンドグロウを利用していただく価値を感じてもらえるように、あらためて意識して行動するようになりました。
シェアード社員のよさは短時間でも対応可能なところ。 1名採用するにも大変な中で、時間を柔軟に対応でき、必要なときに支援できるのがよいですよね。また、業務範囲を限定しないところもよい点ですね。コーポレートIT以外の悩み相談にも対応しています。たとえば、お客様先の人材採用に関する相談を受けたり、オフィスのレイアウトに関して一緒に考えたり。お客様と気軽に話せる関係を築くことができたら、いろんな部署に関わるチャンスにつながります。
そもそもコーポレートITの仕事って、部署関係なくいろんな人とのつながりがあるんです。たとえばPCは全社員が使うので、なにか不具合があったときなんかは部署問わず全社員から問い合わせがきます。いろんな業務に関わっている人と関係を築きやすいので、なるべく対話をし、いろんな人のお話を聞くようにしています。
そして、関わっている時間に関係なく”社員より社員らしく”というキーワードがめちゃくちゃ重要だと思っていて。実際に「”社員より社員らしく”を体現しているよね」とお客様から言ってもらえたこともあって、自分のやりがいにもつながっています。1社に常駐しているときももちろんですが、複数社に短い時間のなかで関わるようになっていっそう意識しはじめました。
“社員より社員らしく”を体現するために、遠慮しないこと、お客様先の懐に飛び込みまくること、特にこの2点を心がけていますね。お客様から信頼してもらうためにどうすればよいかをすごく考えていて、レスポンスを早くする、一番困っていることは何かを考える、実際に聞いてみる、など「入ってきてくれて助かった」と思ってもらえるように行動しています。また、こちら側も壁を作らないことも大事ですね。本当に「何でも聞いていいですよ」という雰囲気をつくっています。
複数社で並行して働くようになって、お客様先の役員、社長の方と対話することが増えました。ITについては話せるようになってきたものの、「会社の経営における一部としてのIT」と考えている相手に対して、自分は「その一部のIT」しか知らないなと気づきました。もっと経営や組織、たとえば予算をどうするか、人材をどう増やし育成するかなどの知識や経験がないと自分の言葉に重みが出ないな、そういった経験を積んでお客様に対峙したいなという思いが年々積み重なり、まずは自社の経営の一端を担うことにチャレンジしたいと思い、シェアード社員を支えたり、ユニットの数字を確認したりするUM(ユニットマネジャー)をやりたいと周りに伝えるようになりました。
この7月からUM業務が本格的に始まりました。大変なことはもちろんありますが、すごく楽しいですね。お客様先でも考えることが変わってきて、会社全体の売上や利益を考え、いろんな人に働きかけ、対話することが増えました。これまでは会社の売上や利益を考える上でも個人の視点で見ることが多かったのですが、会社全体を考える癖がついてきたような気がします。
お客様先でシェアード社員として働くのも大変なんですが、社内でUM業務をするのもすごく大変なことが多いなと感じています。終わりのあるプロジェクトではないので、やろうと思えばいくらでもできるのが大変ですね。まあ、大変とは言いたくないですけど(笑)今後はUM業務にあてる時間を増やして、もっとユナイトアンドグロウ社内の業務に打ち込んでいきたいですね。
▼インタビュー当時の1週間のスケジュール
みんながユナイトアンドグロウで働いていて楽しい、ユナイトアンドグロウで働きたい、という想いを高めていけるような状態をつくっていきたいです。自分自身も含めてですが。
そのために、日々のメンバーとの会話を大事にして話しかけやすい環境をつくったり、些細な変化に気づいて自分から話しかけていったりしたいなと思います。日々些細な変化を拾っていけるように、自分から社内SNSを活用して積極的に連絡をとることが増えました。
自分が入社したときは、コーポレートエンジニア経験者や周辺のIT分野に特化した人が多かったのですが、最近は当時と比べるとIT関係に限らずさまざまな興味や価値観を持つ人が増えてきたと感じています。そして社員数が増えた分、会社全体のつながりを保ち、深めていくための工夫が必要だなとも感じています。今はその一環でUnipos※1の導入推進をやっていますが、そんな感じでこれからもUGのつながりの強化を担っていけたらいいなと思っています。
※1Unipos:Unipos社が提供している感謝・称賛を伝え合うサービス。
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