人材採用部のきょんきょんです!前回に続き「UGの日常」を執筆させていただきます。
今回はイベントレポート番外編ということで、私が気になって参加したとある社内ウェビナーについて、私の学びと共にお伝えしていきます!
採用面談では「あらゆる知識やノウハウ、スキルをシェアしています」と説明するのですが、求職者の方がまずイメージするのは、ITや情シスの業務に関することではないでしょうか。もちろん、そういった情報もたくさんシェアしています!しかし、実際にシェアされている情報の範囲はIT分野に留まりません。お客様に関連する市場動向や社会情勢、趣味、つながりや成長に関することなど、分野を問わず各自がシェアしたいことをシェアし、活用したい人が活用している、それがUGにおける「情報のシェア」です。
そして情報シェアの仕方も多種多様です。社内SNSに投稿してくれる場合もあれば、社内研修や勉強会という形に発展させて自分の経験シェアをしてくれる人もいます。コロナ禍でもオンラインで様々な企画を実施してくれる人がいて、この様子を是非「UGの日常」で紹介したい!と考えました。
私が参加した、パワーネーム[仙人]主催のアジャイル研修を紹介いたします!
仙人は、2012年に新卒2期生としてUGに入社し、約60社のお客様先でシェアード社員として稼働後、ここ数年は営業推進部として約200社のお客様とシェアード社員をつなぐ第一線で活躍してきました。今年7月より、その経験を活かして再びシェアード社員として複数のお客様を担当しています。
「アジャイル研修」とは、近年、日本でも導入が増えてきたアジャイル開発という手法をテーマに、仙人が「Scrum.Inc」の2日間の外部研修で学んだコンテンツと、アジャイル導入支援会社の社長に1年間受けたコーチングのノウハウと、実際に営業推進部で実践したエピソードを90分にぎゅっと凝縮した社内向けウェビナーです。
仙人は、Scrum.Incの研修後、本質的な原理原則を学び「スクラムマスター(LSM)」の資格を取得。
研修の告知文には、このようなことが書いてありました。
アジャイルのスクラムは開発のみならず、全ての仕事において使える枠組であり、無駄な仕事を減らし、より本質的な仕事に近づきます。
本研修は「原理原則」「実践知」に絞って構成しました。実践後に、「個人よりチームで協力した方が生産性が高くて楽に楽しく働けるようになった」と感じてもらえたら嬉しいです。
アジャイルやスクラムについて全く無知だった私ですが、「無駄な仕事を減らし」「楽に楽しく働ける」という言葉に惹かれ参加しました。
社内SNSでの案内の際、素敵なチラシが添付されていました。
こちらは、イラストが得意なメンバー(パワーネーム[キム])が自ら制作してくれたそうです!
チラシ効果もあってか、この投稿へ「参加したい!」コメントが殺到しました。
得意分野を活かして協力し合うことで、研修の告知効果倍増だけでなく、キムのアピールポイントも全社にシェアされるので、このあたりはUGならではの良いつながりだなと感じました。
今回のウェビナーに参加して一番グサっときたポイントでした。
自身の経験として、タスク管理や仕事の計画、チーム内での情報共有等は自己流でやっているとチーム内での連携が上手く取れなかったり、無駄に時間を費やしてしまったりしますが、だからと言ってやり方に凝り始めてしまうと本来の目的を見失ってしまうことがよくありました。アジャイルの考え方やスクラムという手法は正直「できたらいいけど、本当にチームでできるかな・・・」と思う程、専門用語やルールがたくさんあるように見受けられました。しかし、全部を取り入れなくても、根本にある【仕事をしないためになにをするか】という方針を忘れないだけでも行動は変わるし、これまでできていないと思った部分から実践してみることで改善できることもたくさんあると思いました。
特に「つまづいたポイント」として挙げられていた
・「仕事を手放せない問題」
・「最高品質求めすぎ問題」
・「定期MTGが開催できない問題」
は共感する部分しかなく、仙人の経験のなかでどうこの問題に取り組み解消していったかをシェアしてくれたので、早速少しずつ実践中です!
研修後のアンケートでは、なんと満足度100%!
ウェビナー中も、Q&Aタイムが何度か設けられていたのですが、年齢や経験問わず様々な参加者からの質問がチャットや口頭でいくつも飛び交っていました。そしてアンケートでも多くの気づきや学びを得たという方がたくさんいました。
「中盤、情報量の多さに理解が追いつくのが大変でしたが、ビフォーアフター話やQ&Aの中で、別角度からの説明を聞けたことで、アジャイルとは何たるかの大枠は理解できました。アジャイルの本質部分を知ったことで、思ったより自分はアジャイル的思考をしてないと気づき、新しく生産性向上の方法を知れたことに感謝です。ありがとうございます!今後の開催も楽しみにしてます」(新卒メンバー)
「お客様先の開発チームでスクラムという言葉をよく耳にしており、その概念を掴みたいと思い研修に参加しました。自分の勝手な先入観から、開発に特化した概念かと思っていましたが、今後仕事を進めるうえでヒントになる部分が多く、今後の仕事の進め方を考えなおす良い機会となりました。今回学んだことを、お客様先で活かせるよう、色々と実践と改善を繰り返していこうと思います。個人的に、自分にしかできないは99%は勘違い。出来ないのは情報を適切に提供していないから。というところが非常に共感できました(仕事を頼む場面、頼まれる場面の双方で思い当たる節がありました。。)」(中途メンバー)
また、ウェビナーの進め方に関するフィードバックも多数寄せられ、主催者だけでなく参加者も能動的に取り組んでいるUGの雰囲気が表れていると思いました。
次回は入門編で学んだことをより深く理解できるよう、実践編を開催するとのこと。
参加者数名で実際にチームを組み、バックログ(タスクの可視化)の作成を実践するそうです。
いろいろな形で学びの場があり、自分が実践する機会を提供してくれることもある。
お互いのノウハウをあらゆる方法でシェアしていく、そんなUGの日常がこの記事を通じて伝わっていたら嬉しいです。
他にも様々なメンバーが主催した気になる企画がありますので、今後も取材、レポートしていきたいと思います!