こんにちは!採用広報のきょんきょんです。
今回は2023新卒のシェアード社員「たるみん」にインタビューしました!
UGへの第一印象を率直に語ってくれたたるみんのこれまでの人生とこれからやりたいことについて聞いてみました。社会人1年目、やりたいことだらけでワクワクが止まらないたるみんをぜひご覧ください!
ーー今日はよろしくお願いします!はじめに自己紹介をお願いできますか。
はい!よろしくお願いします!
2023年4月に新卒で入社しました。今はシェアード社員として1社のお客様を担当しています。
ーーたるみんはUG入社を機に上京してきたんですよね。
はい!宮崎出身で大学時代は広島で過ごし、この春東京に出てきました。宮崎は「てげてげでいっちゃが~=(適当でいいんだよ~)」という方言があるとおり、まわりにのんびりした人が多く、自分ものびのびと過ごしていました。あとすごく負けず嫌いで、当時流行っていた一輪車やローラースケートなどはできるようになるまで家に帰らなかったので親に止められることもありました(笑)
ーーそれはがんばりすぎですね(笑)熱中したことはありましたか?
高校で野球部のマネジャーとして活動したことですね。監督がマネジャーにも厳しいという噂があり、勉強できそう!自分も成長できそう!と思って入部しました。
ーー部活を選ぶ基準、そこなんですね!向上心が高い!
そうですね。負けず嫌いもあって「特別な経験ができそうか」という軸で考えることが多いかもしれません。いろんな経験をすることで、やれることが増えたら、視野も広がって、自分の選択肢も広がるんじゃないかって考えています。
ーーそんな厳しい監督のもとで、どんな学びがありましたか?
たくさんの学びがありました。例えば、監督が次にやりたいと思っていることを先読みできないとめっちゃ怒られました。理不尽だなと思いつつ、それで終わっていたら成長できないなと感じ、自分の行動に活かすことで相手のジェスチャーや発言で何を求めているかわかるようになりました。自責思考が身に付いたし、「点じゃなくて線で見ろ」と教えられたことで、どういう順番で何に取り組んでいくといいのか組み立てる力もかなり身に付きました。そしてこの経験を通じて、自分は”縁の下の力持ち”としてリーダーシップを発揮するほうが向いているんじゃないかと考えるようになりました。
ーー大学に入ってからはどんなことに取り組みましたか?
大学では部活やサークルに入らず、ライブハウスでアルバイトをしていました。浪人時代に音楽にハマり、息抜きがてらライブへしょっちゅう行っていました。自分で楽器を弾くことにもチャレンジしようと思って、楽器のなかで”縁の下の力持ち”だなと思ったベースを買ったこともありました。
大学に合格してまずはじめにやったのが、ライブハウスを探して履歴書を送ることでした!そこから4年間アルバイト中心の生活を送りました。
ーー就職活動はどのように進めましたか。
最初は音楽関係の会社でマネジメント寄りの仕事を探しました。”縁の下の力持ち”が向いているという部分は変わらず、ライブハウスのアルバイトを経て音楽の分野でがんばる方々を支えたいと思ったんです。ただ、就活当時、コロナ禍により音楽業界の募集は中途採用ばかりで新卒採用がとても少なかったんです。先行き厳しいかもと気づき、そこから「やりたいことよりも性分に合っていること」を探そうと仕切り直しました。
ーーUGとの出会いは私がスカウトを送ったことでしたね。
そうでした!なつかしいですね。就活を仕切り直したあとは業界問わず成長企業・ベンチャー企業を中心に情報収集していました。大企業より中小企業のほうがスピード感があって成長できるかなと思ったことと、いくつか受けた大企業の選考で、話すテンポや温度感の違いを感じ、中小企業の方が今の自分には合うなって思ったんです。
UGの第一印象を正直に言うと、マジで何を言っているかわかりませんでした(笑)スカウトを読んで、コーポレートサイトも見たけど、初めて聞く言葉ばかりで戸惑いました。よくわからなかったらそこで辞退することが多かったんですけど、UGだけは「もうちょっと話を聞いてみようかな」って思ったんですよね。採用面談で話を聞くうちに、なんかおもしろそうって思いました。相変わらずよくわからないけど、だからこそもっと話を聞いてみたいなって。そこからはあれよあれよと面談を重ねていきました。
ーーよくわからなくても選考に進んでくれたんですね!前向きに思えたきっかけはありましたか?
2回目の面談で高井さんと話したときに、マネジャー時代の話をしたら「きょんきょんもバスケ部のマネジャーだったよ」って言われて。この仕事ってマネジャーの経験が通じる側面もあるんだ、それなら自分の性分に合っているかもって思えたんです。
ーーあら!私が登場したんですか(笑)いいきっかけになってよかったです。入社を決めるとき迷いはありませんでしたか?
迷いました。UG以外にもう1社内定をもらっていて、東京に本社があるIT企業で地元宮崎への配属が確約されていました。地元で働くか東京に出るかという点と、職種が異なる点で悩みました。最終的には自分のわかる範囲でUGのほうが性分に合っていると思い決めました。職種を通じてなにが実現できるかをイメージしたときに、自分のパフォーマンスで人の役に立てるっていいなと思ったんです。人を支えたいという思いが強かったんですよね。
勤務地については、アルバイト先の先輩方と話すなかで「若いときに東京に行っといたほうがいい」という意見が多く、最初から地元を選んだら出るチャンスもタイミングも逃すって言われたんですよね。それを聞いて、うまくいかなかったら地元に戻ればいいから、いろいろ吸収しようと思って東京を選びました。
ーーUGへの入社を決めた後、不安などはありませんでしたか?
内定を承諾してから入社するまで、不思議と仕事に対する不安はありませんでした。しいて言うなら、引っ越しに対する不安はありましたね。地方出身の内定者も多く、UGが毎月開催してくれたオンラインの内定者交流会のある回に、上京した先輩社員の経験をシェアしてもらいました。ただ、せっかくシェアしてもらったんですが、土地勘がまったくなかったのでエリアを言われてもあまりピンとこず・・・(笑)最後は自分で決めました!
ーー入社当時のことで印象に残っている出来事はありますか?
入社して2週間が経ったころ、ウェルカムラリー(※1)でかんちゃんさんから言ってもらったことがすごく心に残っています。ほかの方とのウェルカムラリーでは、仕事の話よりも自己紹介などお互いの人となりを知る会話をすることがほとんどでした。でもかんちゃんさんは仕事の話をしてくれて「自分でアピールできる力を身につけるといいよ」って、仕事の姿勢に関する話をしてくれたんです。大事だなって素直に思ったのと同時に「こういった経験シェアをしてくれる人もいるんだ!」って背筋が伸びました。仕事を楽しむだけじゃなくてがんばろうってスイッチが入った瞬間でしたね。
その日から、ちょっとしたコミュニケーションを大事にしようと自分の行動を見直しました。ウェルカムラリー前後の連絡でちゃんとお礼を送るなど、本当にちょっとしたことから始めてみました。何も考えずにウェルカムラリーをやっていたけど、こういったコミュニケーションが好印象になるし、先の仕事にもつながるんだなと気づきました。
※1ウェルカムラリー:入社時に既存社員100名に直接会ってお互いに自己紹介し、コメントとサインをもらう長年続いているUG独自の取り組み
ーー素敵なエピソード!そこから気づきと学びを得ているたるみんも素敵です。担当のお客様はどのように決まったんですか?
ここでもかんちゃんさんが登場します!入社時研修で「顧客を知り、スクラム(※2)を考える」」というプログラムがあり、ランダムに割り当てられたスクラムメンバーへお客様先で実際に働くことについてインタビューしました。そこでたまたまかんちゃんさんが担当するお客様のスクラムメンバーに話を聞くことになったんです。ウェルカムラリーの際、かんちゃんさんに「一緒に仕事したいね」と声をかけてもらっていたことと、このインタビューでほかのスクラムメンバーともつながることができたことから親近感がわき、いざ担当するお客様を決めるとなったときに「そこで働きたいです!」って真っ先に立候補し、決まりました。
もちろんかんちゃんさんがいることだけが理由ではありません。そのお客様はUGに任せてくれている業務がたくさんあって多岐にわたるため、スクラムメンバーもたくさんいます。それだけいろんなことができるという点は、自分がどれだけ成長できるか気になる私にとってとても魅力的でした。
※2スクラム:お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ
ーーUGメンバーとのつながりを早速活かして、スムーズに決まったんですね。実際にお客様先で働いてみていかがですか?
5月の連休明けに初めてお客様先に出社しました。ちょうどUGに慣れてきたタイミングだったので、まったく新しい環境に飛び込むような”完全アウェイ”だと感じました。初日は自分のPCをキッティングする作業からスタートで、なにがなんだかわからなくて、とりあえず手順書に追いつくのが精いっぱいでした。気づいたら一日が終わっていました。
それからしばらくの間は2022新卒のまささんがいろいろ教えてくれました。最初の1か月はあっという間に過ぎてしまい、全部質問しちゃっているな、まったく成長していないなと不安でいっぱいでした。ひとりでお客様の問い合わせに対応することもありましたが、これで大丈夫かな?できているかな?とずっと焦りを感じていました。
ーーこれで大丈夫かな?という不安、ありますよね。私も1年目のとき感じていました。成長を感じたタイミングはありましたか?
成長を感じられるようになったのは2か月経ったくらいからです。前の自分は何もわからなかったのに、こういうときはこうすればいい、というのがちょっとずつわかるようになっていることに気づきました。
あと、自分だけでどうにかしようとしすぎていたことに気づくタイミングがありました。スクラムメンバーからのフィードバックがあまりないことに戸惑い、自分で勝手にマイナスに考えてしまっていたんですよね。いいことを言われないことはあっても、悪いことは注意や指摘などなにかしら言われると思い込んでいたので「みんな何を考えているんだろう・・・?」って悩んでいました。悩んでいる間にどんどん日は過ぎていくし・・・と思っていたある日、2021新卒のさわさわさんがランチに誘ってくれたんです。同じスクラムでちょうど働く時間が被っていたこともあり、思いきって相談してみました。そしたら「悩んだり迷ったりすることがあればチェックするよ!」」って言ってくれて、ああ、聞いていいんだ。って安心したと同時に、自分から聞きに行くべきだったんだ!と気づきました。自分から行動を起こす大切さを学べたので、その後は自分から積極的にアドバイスをもらいに行くようにしています。
ーー自分でがんばりすぎてしまうタイプなんですね。
そうかもしれません。昔から自分が思っていることや不安なことを人に言わないです。そんな自分にとってUGのボンド(※3)はすごく新鮮な取り組みなんですよね。
※3ボンド:個人の成長にフォーカスした当社独自の学習グループ
ーーボンドはどんなところが新鮮だと感じますか?
自分の感情を、月1回深堀してシェアする機会が必ず訪れるじゃないですか。自分のなかで整理したことをボンドで発言すると、ボンドメンバーが各々似たような経験とそのときの感情をシェアしてくれます。そういった他の人の感情面を知れる機会ってなかなかないので、それが新鮮です。ボンドに参加するようになって、自分の仕事の進め方や考え方が変わったり、楽になることもありました。そもそも、自分の気持ちを誰かに言うこと自体が自分にとっては新鮮ですし。普段は言わないけど、誰かに言いたい自分もいて、その気持ちが解消されるから、本当は言える場所を求めていたのかもしれないです。
ーーボンドによってたるみんの心が解放されたんですね。スクラムとは違うメンバーとつながるのもいいですよね。
そうなんですよね。お客様先に行くようになるとUGメンバーと疎遠になってさみしいと思うのかな、なんて考えたこともありましたが、今はさみしさを感じることはないです。お客様先やスクラムというコミュニティもあるし、UGメンバーとつながりたくなったら本社に行けばいいし。さみしかったら自分で会いに行けるので、自分にとってのいい距離感を保てているなって思います。
私はよく、本社を待ち合わせ場所にしてUGメンバーとご飯を食べに行ったりしています。家が近いメンバーや同期、あと4月の交流会でたまたま席が隣になったメンバーと仲良くなってランチに行ったり本の貸し借りをしたりしています。
ーー社会人生活が始まったばかりのたるみんですが、これからやってみたいことはありますか?
たくさんあります!まずは、担当するお客様を増やしたいです。1年目は1社を担当してみて会社というものの1年の流れを知る大事な時間だなと感じているので、1年経験したら「ほかの会社はどんな感じなんだろう?」と自分の知見を広げていきたいと思っています。
あと、商談に参加して新規のお客様を担当してみたいです。人に説明するのが苦手なのでチャレンジしたいなと。それからUGのISMS事務局の担当も気になっています。180日面談(入社半年の振り返り面談)でとさんやなるこさんと話したときに「やってみたら?」と言ってもらったんです。さわさわさんが2022年に担当していたこともあり、経験談を聞けるなって思って興味を持っています。面談でほかにもいろんな選択肢を教えてもらって、何やろうかなってワクワクしています!
ーー聞いているだけでたるみんのワクワク感が伝わってきますね!キラキラして見えます!!!
はい!いろいろできることが分かってきたので、何やろうって考えるとニヤニヤしちゃいます!
ーーいいですね!入社を決めたときに考えていた「成長したい」や「人を支えたい」は実現できていると感じますか?
成長は間違いなくできていると感じています。人を支えられているかについては、まだまだ経験不足な部分もあって、自分が思い描いたとおりに、自分が求めるレベルでできているとは思えていないです。お客様社員の方から個別に来る問い合わせの対応はひとりでもできるようになったけど、ともに働くUGメンバーを見ているとお客様の会社全体のためにこうしよう!ああしよう!と積極的に行動している人が多くて、いつか自分もこういう仕事ができるようになりたいなって思っています。
もともとは音楽関係の人を支えたいと考えていましたが、具体的にどう支えたいかが決まっていなかったこともあり、UGを選んだことに後悔はありません。今後、部署単位や会社単位で考えたり、課題の改善を提案したりして、人が働きやすい環境づくりをやっていきたいです。支える人の対象をもっと広げて、より多くの人を手助けできたらいいなと思っています。そのなかで音楽関係の会社や音楽業界の人々も支えられたらいいなと思います!
ーーたるみんの今後の活躍がますます楽しみになりました!本日はありがとうございました!