82年生まれの35歳です。出身地は東京で、大学は新潟でした。
ユナイトアンドグロウ内で呼び合うパワーネームは「ぐんそー」です。
ネーミング理由は、かつての職場時代に新人の教育係を担当し、当時は「鬼軍曹」として恐れられていたのですが、最近は角が取れて「鬼」ではなくなったので、ただの「ぐんそー」になりました。
ユナイトアンドグロウには2015年1月に入社し、丸3年勤務しています。
社会人になって初めて入った会社は、新潟にある“超”のつくブラック企業でした。
OA機器の営業職なのですが、電話でアポイントが取れないとマネージャーに「アポが取れるまで受話器を離すな!」と言われ、手に受話器を持ったままガムテープをぐるぐる巻きにして固定されるんです。
トイレへ行く時は、電話本体からコードを外して受話器を手に巻きつけたまま行っていましたね。
「ガムテープぐるぐる巻き」の他に、「灰皿を投げつけられる」「罰として走らされる」「入社して3日後に同期が一人いなくなる」「半年たったら9割いなくなる」…そんな超ブラックな環境でしたが、なんとか1年間勤め上げました。
最初の営業職を経て転職した次の会社は、30人ちょっとのサーバー運用監視などをやっている企業でした。
中学生の頃からワープロやパソコンが好きで、パソコンに関わることのできる仕事を探していたところ、「未経験者歓迎」だったので志望しました。
そこでの職務遍歴は、運用監視→構築→案件ディレクションなどの上流工程。
役職は、サブリーダー→リーダー→案件ディレクター、最終的には新人の教育担当になって、辞める直前にはMSP事業部のとりまとめなどをしていました。
約9年間勤めたのち、3年前にユナイトアンドグロウへ転職し、現在に至ります。
前職では、大規模なものから小規模なものまで、さまざまなシステムを見ることができ、技術的にすごく成長させてもらいました。
しかしサーバー運用や構築の会社なので、そこで提供されるサービスや事業といったお客様のビジネスに関わることはほとんどありません。
そんな中で、すごく尖ったスーパープログラマー的な、技術を突き詰めているすごい方々を見ていて、「自分はこうはなれない」と言いますか、興味のあることが多くて飽きっぽい性格なので、スペシャリストとして突き詰めるよりも、サービスなども含めて「いろんなものを見たい」というゼネラリスト志向が芽生えてきたんです。
それにプラスして、前職でしかITの世界を見ていなかったので、自分自身の市場価値を知りたい、というのも転職を考えた理由の一つですね。
あとは新潟で仕事をしていたときに、地方で苦労している中小企業の方々を多数見てきて、そういった小さな企業を助けられる仕事がしたい、という思いもありました。
あるとき、そういった自分の考えをすべて満たしてくれそうな会社を見つけました。それが、ユナイトアンドグロウでした。
「中堅・中小企業を元気にする」という経営理念に惹かれましたし、「シェアード社員として多くの企業に関われる」「情シスを通じてお客様のビジネスや経営を見られる」というのは、まさに自分がやりたかったことでした。
面接をする前に、まず会社名で調べまくり、社長の著書を読み、入社前に企業の特色をほとんど把握してから臨みました。
面接で会社説明を受けたときも、先入観どおりと言いますか、だいたいもう知っている内容だったので、答え合わせをしているような感覚でしたね。
「入社したい!」という意思は、より強固になりました。
ぐんそーの第一印象は、あまり憶えていないのですが(笑)「ネジが一本取れた、良い人が来てくれたな!」といったところでしょうか。
「ユナイトアンドグロウの変わった働き方を本人が望んでいるのか」がもっとも重要なポイントで、本人的にOKということだったので、じゃあ一緒にやろっか?となりました。
私が同席したのは二次面談なのですが、その前に性格・特性を診断する適正テストを実施していて、テスト結果の基準も満たしていましたし、一次面談ですでに一通り聞き取りができていたので、「では、どうしましょうか」という感じでした。なので雑談をしただけで、あまりはっきりと憶えていないんです。
(ぐんそーの「高井さんが話した雑談の内容は憶えています」というコメントを受け)私が以前いた会社でお金を持ち逃げされたエピソードを話して、ぐんそーとの二次面談は終了しました(笑)。
ユナイトアンドグロウでの仕事遍歴をざっと説明しますと、最初は一つの現場に入って半年ぐらい勤務し、その後、複数の現場で働きはじめまして、空いた時間は営業活動をしていました。
ユナイトアンドグロウでは一部の人間が営業として活動していて、当時は専任の営業がいない状況でした。
私自身、営業経験があったので、何かの機会に「営業やります!」と言って手を上げたんですね。
次の年からは、営業活動もやりつつ、社内のユニットリーダーになったり、現場を外側から見るAMというポジションに就いたりして、何社か担当しました。
その翌年は、3つに分かれていたインソーシング事業部のうち、第3インソーシング事業部の部長になりました。
今年はまたインソーシング事業部が一つに統合されたので、今度は人材開発部の採用担当になり、そして現在に至っています。
ユナイトアンドグロウに転職した当初は、前職と比較して年収が150〜200万ぐらい下がりましたが、最近ようやく同水準に上がってきた感があります。
しかし、年収が下がってもやりたいことができているので、得られるものの方が大きいのではないかと思っています。
以前の職場では、機械と向き合って手を動かしている時間がほとんどでしたが、現在では人と話している時間の方が圧倒的に多いですね。
最初こそ戸惑いはありましたが、すぐに慣れました。
スキルマップにすると、当時の基準ではL2C、そこから現在はL3へ変化しました。
さまざまな会社にシェアード社員として入ると、派遣や正社員といった垣根がないので、自分の意見を遠慮なくしっかり言える、というところがポイントです。
自分の考えを発信して、いきいきと働いている。ユナイトアンドグロウにはそんな人間が多いのではないかと思います。
仕事をしていて「楽しい」「面白い」と感じることは確実に増えました。逆に「つらい」と思うことも増えましたが…。
現在のポジションに就いたことにより、現場で活躍してくれる人が増えていくことへの喜びはあります。新卒の人ががんばっている姿を見るのも非常にうれしいですね。
今こうして好きなことをやらせてもらっているので、転職は大成功だったと思います。飽きることなく、いろいろなことができていることに、大きな喜びを感じますね。
ユナイトアンドグロウは、自分の努力次第でチャンスを掴み取れて、自分次第で成長できる会社です。
有志の勉強会や、社長開催のビジネス塾など、キャリアアップする機会も多数ありますし、事務局へ改善提案をする委員会など、自分の意見が言える機会もあります。
チャレンジしたい人、実力を図ってみたい人は、すごくいい環境なのではないでしょうか。
仕事もプライベートも成長したいと思っている人に、ぜひ来てほしいですね。
ぐんそーは今、自然な笑顔を見せる練習をしているんです(笑)。元来とてもいい笑顔を持っているので、必要なときにすぐに笑顔を出せるようになるといいですね!
というのはさておき、彼はいろいろな分野に興味を持ってくれて、未経験のことにも積極的にチャレンジしてくれるのでうれしいですね。ここからさらにビジネススキルを身につけると、スーパーマンになっちゃうんじゃないかなと思っています。
僕らはもうアラフィフで、ぐんそーは次の世代に当たるので、ぜひ会社の中心になっていってください。
あとは、「歌って踊れるシェアード社員」になってください!
ぐんそー:(淡々と)そうですね。
高井さん:(淡々と)そうだよね。