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UGの日常

中途入社者インタビュー「すぎけん」の場合|そもそもやっていることは、とてもキツイ

  • 中途(30代〜)向け
2020.05.27

資格だけじゃないな、こういう人たちを助けられるようになりたい

UGに入社する際、前の会社から転職しようと思ったきっかけは東日本大震災でした。被災地を訪れた際、情報にアクセスしにくい事業体やそれに携わる人のためになるような仕事をしたい、と思ったんです。

IT関連の仕事に就いたのは、最初に勤めた出版物の制作会社でのことです。50人くらいの中小企業で、デザイナーやメーカーを繋ぐディレクターをしていました。紙媒体でのパンフレット制作に携わる中で、担当していたお客様から「これからはWEBの時代だよね」とホームページ制作の話が舞い込んできました。始めてみると設備の面倒を見る専任が必要になり、外の業者に頼むと高いので、そのまま私自身が情報システムの担当をすることになりました。当時、自分でも「いろいろ新しいことをやりましょう」と周りに言っていたかもしれません。ただ、その会社が裁量労働で徹夜をすることがありました。その一方で残業がない人もいて、仕事の分量に疑問を持ち、転職を決めました。
セキュアドの資格が功を奏したのか、従業員数1000人程の大手企業へ就職できました。情シス7~8人のインフラチームに配属され、サーバ関連のデータセンターへの移行プロジェクト、各拠点と本社の移転などを行いました。革新的な考えがある会社で、海外のシステムも組み込んだりして面白かったですね。
しかしここでも労働時間が長く、しばしばタクシーで帰宅していたため、会社が近くのウィークリーマンションを用意してくれました。解決策、違いますよね(笑)
こう、ついつい自分で自分を大変にしてしまうところがありますね。

そんな中、あの震災が起きたんです。
なにかできないかと思い、半年後、直接現地に行きました。もう半年も経っているのに、震災発生当時にテレビで見た光景と変わっていませんでした。
その中でも印象的だったのが、海沿いにあるドライブインでのことです。海藻だけ置いてあって、おばあさんが一人座っていて、「何もなくなっちゃったから、これしかないんだよ」と笑っていました。どれだけのことがあったのか詳しくはわからないのですが、そのときの表情が忘れられなくて…。
こういう人たちを助けられるようになりたい、と思いました。
元々経営全般に興味があり、中小企業診断士になりたかったんです。
でも、そういう状況を見て、資格だけじゃないな、こういう人たちを助けられるようになりたい、と強く思いました。
大変な状況で立ち止まってしまう人もいますが、一方でうまく復興に向かえている人もいる。震災で被害を受けた事業者や企業を見ていると、情報やノウハウが少ないからうまく動けないところが多いのではないかと思ったんです。手段はITではなくてもいいので、その第一歩を踏み出せるような手助けをしたい、と転職を決意しました。
ただ、当時の私の中では、そういう人たちを救うのは国なんですよ。会社は利益が出ないから助けられない。国のプロジェクトとかに行かせてもらうしかない。それには資格やツテがないと結局駄目だと思っていました。
それで先に会社辞めました(笑)
しかし、そんなうまくいくものでもない。ニートに近いことをしていました。

素直というスタンス

そろそろ就職しないといけないかなぁと思いつつ、行きたい会社もないまま転職サイトを眺めていたらUGが出ていたんです。
「中小企業を強くする」という文言が引っかかりました。自分では「そういう仕事がやりたい!」と考えてはいたものの、その難しさも感じていたので、本当にそんなことができている会社があるのか、なぜ事業として成り立つのか、単純に知りたい気持ちと、「中小企業が中小企業を救えるわけないじゃん!」という疑いもあって応募してみたんです。
募集要項とマッチしていなかったのですがダメ元で応募してみたら「話しましょう」と連絡がきました。不思議だったので、面談の際、なぜ機会を設けていただけたのか確認をしたら「そういうのを無視して応募してくる方は、全く合わないかおもしろいかのどっちかだと思ったので」とニコニコしながら答えてくれました。

UGの説明を聞く中で、最大の衝撃だったのは「前払い」です。
今でこそサービスとして形になり、お客様も納得の上ご利用いただいていますが、一般的に考えれば、先に代金を受け取るのは企業サービスを提供する上で難しいことじゃないですか。それを、須田さん(社長)は自然に「前払いでやっている、だから一生懸命やるんだよ」と言うんです。私の常識にはない考えだったので「ありえないですよ」と伝えたのを覚えています。
そうしたら、「なるほど、だから最初儲からなかったんだね」と受け入れられたんです。「できていることが当たり前だ」という感じで言ってきませんでした。
そこで私は納得しました。
こういう素直なスタンスで社長がいるならお客様も信用するのではないかと。
これは本当だな、やらせてもらおう、と思えたんですよね。
やりたいことは一緒だったから、他にはなにも疑念はありませんでした。

そもそもやっていることは、とてもキツイ

現在4社のお客様を担当しています。これまで稼働が終了したお客様は1社だけで、長く担当しているお客様が多く、3年半で実質5社を受け持ったことになります。
特にシステムの刷新や、本社の移転などのプロジェクトに取り組むことが多くありました。
最初はヘルプデスクがメインで、私を含めてUGメンバー二人で担当しました。
初めての稼働で緊張していましたが、やるぞっ!と意気込んで、お客様には「とにかく全部やるので、みなさんは今までできなかったことをやってください!」って言い切りました。そうしたら、本当にすべての仕事が来たんですよね…。想像以上のボリュームになってしまって、後から振り返ったときに「ちょっとやりすぎたね」ともう一人のメンバーと省みました。なんでもかんでもやればいいというものではありませんね。

そのとき、採用面談時に「営業をやったことがないなら、お客様との交渉は大変だと思う」と言われたのを思い出しました。
自分は案件を広げなければいけない立場でもあると思っていたので、どのようにお客様と接したらいいか悩みました。立ち位置がわからなかったですね。お客様企業の新入社員というわけでもなく、担当するポジションや、やることが決まっているわけでもない。稼働先で埋もれている課題を掘り起こすには、どう会話をして見つけ出していくかが大事で、誰とどのように関係性を作るか、うまくコミュニケーションを取ることが難しかったです。

今までの会社と違うところは、細かい行動まで管理はしない、自分の頭で考えて行動する、というところです。上場をしたのに自由さがあり、それを社員みんなが認めていて、それぞれが自立的に動く特性がある。私はいい会社だと思うんです。
でも、本来それは辛いことでもあると思うんですよね。いろんなお客様のところ赴いて、一から関係を構築して、その会社に合った運用を模索、実行していく…なんて、面倒くさいことだし、それよりも作業をやっていた方が楽だし。
でも敢えてそれをやる、それがシェアード社員として活きてくる、貢献できることなんじゃないかなと感じています。私のようなタイプは、この「大変だ」という前提がないまま入ってくると、本当に大変なので「カオスが当たり前」くらいの認識をもって入社してきてほしいですね。要約して言うと、「キツイけど楽しいよ」ってことです!

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