DAILY WORK
UGの日常

「とんでもなく狭い世界で生きてきちゃったな」と気づいて

  • 中途(30代〜)向け
2024.04.10

こんにちは!採用広報のきょんきょんです。
今回は、シェアード社員の「Toshi」にインタビューしました!

システム運用から開発まで経験してきたToshiがUGとコーポレートエンジニアについてたっぷり語ってくれています。ぜひご覧ください!

無理しない範囲で自分探しをしていた

ーー久しぶりです!本日はよろしくお願いします!

きょんきょんとゆっくり話すのは僕が入社するときの採用面談と、入社後にウェルカムラリーでお話ししたとき以来ですかね。こちらこそよろしくお願いします!

ーーあれからまだ2年なんですね!はじめに自己紹介をお願いできますか。

UG3年目になりました、Toshiです。IT業界に入ったのは30歳のときで、システム運用を中心にキャリアを築いてきました。性格的に運用という仕事や考え方が自分に合っているようで、普段の生活でもうっかり「運用」というワードを使ってしまうほど自分のなかに深く根付いています。自分を端的に表すと「コミュニケーションの問題を仕組みでよりよくしたい人」です。

ーーIT業界は30歳からなんですね!IT業界で働くことになったきっかけを教えてください。

20代のエピソードはあんまり話したくないんですけど・・・(笑)地元では国立大学に行けば優秀とされていて、あまり深く考えずに国立の工業大学に進学しました。建設社会工学科だったので、学びを活かして就職するなら建設業界などでしょうか。でも、大学のペースにのまれて勉強して推薦で就職して・・・っていう流れになんか抗いたくなってしまったんです。それで、大学の中では珍しかった語学留学に行ったり、バックパッカーとして2か月渡米したりしていました。就活もまったくせずに、卒業後数年はフリーターや英会話関連の仕事をしていました。でも、30歳を目前に「そろそろ手に職つけたほうがいいよな、スキル身に付けないとな」と思い、IT関係の派遣会社に登録し、エンジニアとして働き始めました。

ーー独自路線で20代を過ごしたんですね。

今振り返ってみるとそうかもしれないですね。ただ、自分のなかで無理なことはしていないんです。分が悪いことはやらないタイプなので。男三人兄弟の三男で、兄たちについていけばどうにかなる環境で育ったおかげで、自分でなにかをやってみる選択があまりない人生でした。でも20歳すぎたころから一人で行動することに意識が向いて、東京に住む従兄弟のところに遊びに行ったりするようになりました。留学はひとつ大きなチャレンジでしたが、その後バックパッカーとしてどこに行くかを考えたときは、ハードな環境は嫌だなと思って留学でカナダに行っていたこともありアメリカを選びました。「ハプニングとかも別にいらないし、無理はしたくない」って思っていましたね(笑)

「コミュニケーションの交通整理」が強みになった

ーー最初の就職先ではどんなお仕事をされていたんですか?

孫請けの立場で、銀行のシステム運用に携わりました。24時間365日監視するオペレーターをまとめるスーパーバイザーとして、シフト勤務で働いていました。コマンドルームと呼ばれるシステムを監視する部屋で、たくさんのインド人ベンダーと関わる現場でした。ITについて分からないぶん、なにかで自分の存在価値を発揮せねばと思ったときに、先輩スタッフがインド人たちに無頓着であることに気付きました。これはチャンスだと思ってインド人の名前をとにかく覚えて、積極的にコミュニケーションをとることにしたんです。人が好きなので、直接会話しに行ったり人懐っこく接していました。そしたら「インド人から絶大な信頼のある人がいる」と一目置かれるようになりまして。システム部の部長まで伝わって、主要なリリース作業でコミュニケーションのハブになる役割を自分にまかせてもらえるようになりました。

ーーさすがの行動力ですね。具体的にはどんな風にコミュニケーションをとっていたんですか?

監視の仕事なので基本的にはアラートによって動きます。何番が鳴ったら誰に伝える必要がある、みたいなときに名前を覚えていると早いんですよね。スーパーバイザーの重要な役割はトラブルの仕切りなので、イレギュラーが発生したときにいかに円滑に伝達して間をつなげるかが鍵になります。実務の人たちができるだけストレスなく、またオペレーションが誰でもわかるように繊細な設計を心がけていました。UGの仕事でも会話がかみ合っていないときに気になってよくツッコんでしまうので、細かい人って言われます。

ーーどんな仕事でも大事なことですね。その後はどうされたんですか?

そこで10年働いて、最後の年に勘定系システムのリプレースプロジェクトに呼ばれました。インドの複数のベンダーが関わって3年がかりで進めているプロジェクトの移行のタイミングで、運用周りのアドバイスが欲しいという理由でした。そこで開発のことが全然分からず、「これまでとんでもなく狭い世界で生きてきちゃったな」と気づきました。それで転職を意識するようになって、このプロジェクトで知り合った方が誘ってくれた会社へ入ることにしました。

開発について知りたいというよりはプロジェクトの上流に関わりたいという気持ちが強かったですね。プロジェクトってPMOがしっかり機能するともっとスムーズに進むんじゃないかなと思って、「必要な情報が末端まで伝わっているか?」「信憑性は?」「そもそも誰が検討している情報なの?」みたいなあいまいな状態を改善する役割だったら自分にもできるんじゃないかと考えました。

ーー実際に転職してみていかがでしたか?

開発業務なのでプログラマーの考えていることを理解しないといけないなと思って勉強したんですが、正直コードを書くのはあまり好きになれませんでした(笑)そこで、あまりITそのものには興味がないんだなということにも気づきました。運用の仕事はほとんどなかったけど、開発の段階から「運用できるか?」という観点をずっと持って取り組んでいたので、どこかで役に立ったと思います。この会社で3年ちょっと働きました。

あと、ここで要件定義の世界に触れたことで、図を用いて関係者と合意形成することのおもしろさに気づきました。開発の世界は、物事を抽象化して考えることが多いため、それを関係者で合意するために図解が必要だったんです。開発の領域で上流(設計・ユーザーと合意するためのドキュメントづくり)ができる人は貴重だったため、そういう意味でも役に立ったんじゃないかなと思います。図解はUGの仕事でもかなり有用で、なんでも描いたほうがコミュニケーションをとりやすくていい!って考えています。

ーー「図解」はここで培ったんですね。再び転職されたきっかけはなんだったのでしょうか?

最後の1年に、お客様が自社開発したシステムをユーザーに定着させるための推進力が足りないということで、あるプロジェクトに携わりました。そこで業務フローやサービスデスクの設計を中心にスキマを埋める”何でも屋さん”として動きました。でも、スキマ仕事って毎日あるわけではないんですよね。案件には必要としてもらえたけど、毎日あるわけではないスキマ仕事をするためにこの会社に行って、この会社のことしか知らずに1年を過ごしてしまったら、成長としてどうなんだろう?ってモヤモヤしてきて。開発をがっつりやりたいわけでもないし、と思い再び転職活動を始めました。

ーー仕事を通した自己成長がきっかけだったんですね。次はどんな仕事に就くんですか?

ついに、UGに入社します。最初にUGの求人を見たときは正直意味が分からなかったです。なんか怪しいし、変わっているな~なんて思っていました。でも、カジュアル面談のあさのっちのとびきりの笑顔に出会い、入社しようって思いました(笑)

ーー笑顔のパワーすごい!(笑)他の企業は受けていなかったんですか?

PMO専門の企業を受けたり、お誘いいただいた企業もあったりしましたが「案件に縛られそうだな」と感じてしまいました。そのなかでUGは圧倒的に魅力的でした。独特な働き方が唯一無二だし、この仕組みのなかで働きたいなと思いました。

ーー採用面談で印象的だったことはありますか?

あー、高井さんはこわかったですね(笑)怒っているのかな?って。本気度を見ているんだろうと思ったんで熱意を伝えたつもりです。その後、年齢の近いがーするこーしーと座談会でお話しして、このときは和やかな雰囲気でしたね。こーしーは「一緒にやりましょ~」ってフライングで言ってくれました。がーするは笑顔でした。年齢の近いふたりにウェルカムしてもらえてありがたかったですね。

UGはおもしろいけどのびしろもまだまだある!

ーーUG入社当時の思い出はありますか?

正直、入社前は「みんなコミュニケーション力高くて明るい、いわゆる”陽キャ”が多いんだろうな」って思っていたんですけど、実際はそんな人ばかりじゃなかったので安心しました。もし陽キャばっかりいる会社だったら、コミュニケーションを自分の強みとして打ち出していけるかなと心配だったんです(笑)

あと思い出と言えばウェルカムラリー(※1)ですかね。この仕組み、本当にありがたいなって思っています。誰かから聞くのではなく、自分の視点で人を見たいなと思って、一人一人と30分じっくり話すようにしていました。フィーリングで話しやすいなと感じたのはしんで、入社してわりとすぐウェルカムラリーしたんですけど、しんの飾らない感じがすごく心地よくて。また話したいなと思って「1か月後くらいに話したいです」ってストレートに伝えたら快く引き受けてくれて、その後定期的に話す時間をもらっていました。一人でもいいから、UG社内に”ときどきじっくり話せる人”がいるといいなと思っています。

※1ウェルカムラリー:入社時に既存社員100名に直接会ってお互いに自己紹介し、コメントとサインをもらう長年続いているUG独自の取り組み

ーーお客様先での仕事はどうですか?

現在3社を担当しています。うち2社は、入社してすぐから担当していて、どちらも運用の部分で携わっています。具体的にはヘルプデスクやユーザーサポートですね。携わるUGメンバーがたくさんいるので役割分担していて、自分は日々の問い合わせに前線で対応するのではなく、そういった運用を少しでも楽にするための仕組みづくりや改善をおこなっています。今後メンバーが入れ替わってもパッと吸収して対応してもらえるようにというのも意識していますね。この1年くらいでいい感じに変化してきている実感があります。

ーー交通整理をしているんですね。一緒に働くメンバーとの関係はいかがですか?

UGの新卒メンバーが多いんですよね。一緒に働くことで自分自身が成長させてもらえているように感じます。正直、難しさを感じることもあります。伝え方とか、与える情報量とか。たとえば、広い視野でとらえられていない人に「広い視野を!」って伝えるのはギャップがありすぎて難しいと思うんです。なので、個人個人の能力や得意分野を知って、それにあわせた声かけを意識しています。あと、多くの人はうまくいっていないときは教えてくれるけど、うまくいっているときはあまり言わないと思うんですよね。積極的にいい部分を見つけてあげたいなとも思っています。

ーーToshiと働く新卒メンバーはのびのび働けそうですね!

UGの場合、同じスクラム(※2)の社員が仕事をする上でのひとつの基準になるから緊張感がありますよね。リスペクトされる存在でないといけないなと思っています。凝り固まった考え方、偏った伝え方をしないようにしないとなと意識しています。いい意味でプレッシャーを感じながら働いていますね。

※2スクラム:お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ

ーーそこまで考えて接しているんですね。もう1社はどんな業務をされているんでしょうか?

ナレッジ管理ツールの移行に携わっています。にっしーがお客様に提案していた仕事に名乗り出ました。具体的な進め方が決まっていない状態からパスしてもらったので僕にとってはやりやすかったです。規程関連はこっち、手順書はあっちみたいな感じで管理したいナレッジを分類して、到達するイメージをお客様とすり合わせながら進めています。

半年前くらいから、UG社内の情報やお客様先で培ったナレッジをどうにか整理したいなって考えていて、そのテーマについてたくさん調べているところでした。タイミングよくにっしーの話が出てきたので、お客様との面談の際に自信を持って対話ができ、すごく運がよかったと思っています。

ーーUG社内でチャレンジしたくて情報収集したことがお客様先で活かせたんですね!

UG社内のほうも、まずは自分が所属している第3事業部で試行錯誤しながら進めています。UGって「ナレッジはためない、陳腐化しちゃうから。初動をデータ検索にしたくない。メンバー同士のリアルなコミュニケーションを大切にしたい」という文化があるじゃないですか。でもそれって情報の種類と共有の仕方を分ければいいと思っていて、イメージとしてはこんな感じなんですけど。

課題もいろいろあって、みんなの貴重な経験や情報を共有するために最適なツールがまだ見極められていなかったりとか、リアルタイムで集まるには時間の制約や人数の都合で難しくなっていたりとか、そのあたりをどうにかしたいなって以前から考えていました。とくに後者は、ワークショップとかライトニングトークとか企画をいろいろ実施してみたんですが、参加したいけどタイミングが合わない人もいて。情報に触れられない人が多くてもったいないなって感じたんですよね。

UGって本当におもしろい会社だと思っていて、それぞれがお客様先で多種多様な経験をしているじゃないですか。だからそういった個人の経験シェアや日記、検証(●●をやってみた)などを気軽に共有して、もっとつながりを深めて相乗効果を高めていけるんじゃないかって考えています。一般的な会社だったら同じような仕事をしているメンバーも多いから記事にするほどのことは少ないかもしれないけど、UGは全社員が異なる経験をしているからそれらをもっともっと共有して相互に活用していきたいです。

ーーすごい熱量!第3事業部では具体的にどんな取り組みをおこなっていますか?

社内ブログツールのライセンスを部門で契約して、しょうひあっちゃんべたと運営しています。事業部メンバーにも定期的に展開していたら、本社で顔を合わせたときにブログの話をすることが増えて、コミュニケーションの変化を感じます。

ーーさすがの行動力です。そういえば「朝会を盛り上げる会」も推進していましたよね。

ああ、あれは自分と同じタイミングで入社したメンバーがいなかったからさみしくて、人が集まる朝会にしたいなと思ったのがきっかけでした。当時司会をしていたメンバーがとても忙しそうで大変そうだなと思ったこともあり、自分が司会をやることで自分の存在を知ってもらう機会になるのでは?ということで始めました。持続可能な運用を考えるのが得意なので、ヘルシーな仕組みにしていきたいなって思ったんです。まだ出来上がってはいないですけどね。朝会以外にも気になることがいろいろあるのでそのうち推進するかもしれません(笑)

ーー話を聞いているだけでワクワクしますね!そういえば、先日のUGグループアワード2023(※3)では「ユナイト賞」1位も受賞されていましたね!

僕にとって本格的な「ユナイト」はこれからなので、まだ手ごたえはまったくないです。正直、ユナイト賞も今回受賞するなんて思っていませんでした。これから大きな変化を起こしてやろうって思っています!そうしないと社員が300人以上になったときに知らない人が多くて気持ち悪い会社になっちゃう(笑)って本気で懸念しています。

※3UGグループアワード:年に1度、1月に行われる全社員参加イベント。年間を通しての実績や勤続年数、社員からの投票などで、さまざまなジャンルの表彰が行われる。

ーー頼もしいですね!今後の展望を教えてください。

コーポレートエンジニアって、所属する組織での体験が向上するような仕組み・システムを考えて、コミュニケーションをデザインする人だと思うんですよね。「知らないうちに人が気持ちよく動けるようなちょうどいい仕組みをつくる」という存在意義がもともとあるかなって。だから、社内の問題に目を向けないわけにはいかないと思っています。UGは課題も多いけど、潜在能力ものびしろもめちゃくちゃある会社なので、やれることがたくさんあるはずなんですよね。人が増えていくにつれて必要なことも変わってきますし、特定の部署・人だけが忙しい状態っていうのも嫌なんです。なので、組織にとってメリットがある未来を描けたら、周りの理解を得ながらどんどんやっていきたいなって思っています。せっかちでアイディアが暴走するときもあるからそこは落ち着いていかないといけないんですけどね(笑)

ーーまさに「真のコーポレートエンジニア」ですね!これからの変化を楽しみにしています。本日はありがとうございました!

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