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UGの日常

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  • 中途(20代)向け
2025.03.06

こんにちは!採用広報のきょんきょんです。
今回は「ゆーま」にインタビューしました!ぜひご覧ください。

文系、IT未経験の新卒から将来を見据えてIT業界へ

ーー本日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いできますか。

2023年3月入社のゆーまです。新卒でSES企業に入社し、初めての転職でUGに入社しました。社会人5年目です!

ーーUGに入社して丸2年くらいですね。もっと前からいるような気がしています!

他のUGメンバーにもよく言われるんですけど、そう言ってもらえてすごくうれしいです!

ーーそれだけ馴染んでいるってことですね!まずは前職のお話から聞かせてください。

はい。前職のSES企業ではシステム開発のエンジニアでした。学生時代はずっと文系で、ITはまったくの未経験だったので、新卒研修の2か月でJavaなどを学び、お客様先の仕事をするようになってからは受け入れテストを担当していました。

ーーもともとIT業界を志望していたんですか?

いえ、行きたい業界・業種が定まっていなくて、会社の雰囲気や社員の人柄を重視しながら就職活動をしていました。いいなと思えるいくつかの企業から内定をいただき、投資用不動産を扱う企業の営業職かSES企業のエンジニアで検討した結果、最終的にSES企業への入社を決めました。どちらも魅力的な会社だったんですが、これから先のことを考えるとIT系の仕事は食いっぱぐれることがなさそうだなと思ったのが理由です。

ーーどんな仕事をしていたか、具体的にお聞きしたいです。

担当したお客様は大企業のメーカーで専門的なシステムがたくさんあり、私は別の会社が開発したシステムのテストを担当していました。半年ほど経って仕事に慣れてきてからは、テスト業務を一部自動化するためにVBAでプログラムを組んだりしていました。

ーーVBAも研修等で身につけたんですか?

いえ、独学です。会社から言われたわけでもなく、単純に業務に必要だったので自分で学びました。

ーー「自ら学ぶ」はそのときから実践しているんですね。

そうですね。そこはUGとかなり近いものを感じます。ITの勉強は趣味でやろうと思うほど好きではないけど、めちゃくちゃ苦手ってほどでもなくて。仕事でわからないこと、必要なことを勉強していましたね。

ーーその後、他の業務や他のお客様を担当したんですか?

いえ、前職で担当したお客様は1社なんです。同じお客様先でずっとテスト業務をやっていて、正直飽きてしまいました。当時の上司に「もっと開発寄りの仕事をしたい」と相談したとき、話は聞いてもらえたけど、実現しませんでした。このままスキルアップできないままでいるのかな?テスト業務の範疇から出れないのかな?と手詰まり感を感じはじめました。

また、社風にも疑問を抱いていました。業務時間いっぱいお客様先で働き、自社に関わる仕事はすべて残業でやらなければならない状況が当たり前になっていたんです。この会社で上を目指そうとすると、残業していろいろ取り組まないといけないという暗黙のルールと、それが改善される見込みがなさそうなことに違和感を覚え、いろんなモヤモヤが積もり積もった1年目の終わりに転職しようと決めました。

UGの採用面談は「本当に面接っぽくない!」

ーー転職活動はどのように進めたんでしょうか?

ITやコンサルティング業界を中心に8社ほど選考に参加しました。自分のできる範囲を広げられそうな業種だと思ったからです。2022年の夏くらいに、UG含め2社から内定をいただきました。UGに決めたのは直感ですね。なんで?と言われると言語化が難しいんですけど・・・なんとなくUGのほうがおもしろそうだと思ったんですよね。UGの採用面談は全部覚えているくらい印象的でした!

ーーUGの面談、全部覚えているんですか!?すごい!とくに印象的なエピソードはありますか?

そうですね、UGの面談全体を通して思ったことは「面接っぽくない」ことですね。こちらが話した記憶がとても少ないです。面談担当者が「UGってこんな会社だよ」って話してくれているのを聞いて「ふむふむ」「へー!」って相槌しながら理解を深めていった記憶があります。

ーーたしかに、UGの採用では「面接じゃなくて”面談”です」とよくお伝えしています。

そうですよね。だから「本当に面接っぽくない!」っていう印象がとにかく強いです。あと、面談したメンバーもそれぞれ印象に残っていることがあります!

まず、がーするの「あえて自分と合わないと思う人と仕事をして、そこに対してどう向き合うか」という考え方に衝撃を受けました。同時期に社会人になったUG新卒メンバー数名との座談会では、社会人同期のはずなのに自分よりもっと経験を積んでいるように見えたことを覚えています。顔つきが全然違ったんですよね。いろいろ乗り越えてきたんだろうなって勝手に思っていました。とさんは「とさん自身がUGに入社して変わったこと」を教えてくれました。「たとえば、会社で寝ている人を見かけたとき、以前なら『仕事しろよ』って思っていたけど、UGに入社してからは『なにか事情があるのでは?』と考えるようになった」という話を聞いて、すごいおもしろいなって思ったんです。

とにかく誰と話しても他の会社と全然違うと感じたことが、UGへの入社を即決できた理由かもしれないですね。

ーー本当に全部覚えているくらい強烈な印象だったんですね!

はい。ただ、実際に入社するのは少し先になりました。というのも、内定をいただいたタイミングと同時期に、前職で担当する業務を変えられる可能性が出てきました。

ーーということは、転職理由のひとつが解消されたんですか?

そうなんです。まさに「ここでチャレンジできるなら、今すぐ転職しなくていいんだよな」って思っちゃいました。でも、UGに入社しようという気持ちもあったのでどうしようかなと思い、ありのままUGに相談したんです。そしたら「じゃあ、待ちますよ!」って言ってくれて。入社を1年待ってくれることになったんです。

ーーおお!よかったです!そしてUGに入るのを止めないでくれてありがとうございます!

1年も待ってくれる会社があるんだってびっくりしました。前職でチャレンジできそうというのはあったものの、会社の考え方がガラッと変わったわけではなかったし、なによりUGに行きたい気持ちは変わらずだったので、とりあえず1年チャレンジしてみようと決めました。

ーーチャレンジではじめた業務はどんなものだったんですか?

ローコードツールを使う業務でした。担当するお客様は変えず、エンドユーザー向けに発注状況などを連絡するツールのロジックを組むという業務で、送付する条件ごとに連絡文面を変えたり、宛先をマスタから引っ張ってきたりする仕組みを作っていました。最初からコードをゴリゴリ書くよりも直感的に操作できるため、ある程度のプログラミング知識があればやりたいことが実装できたんです。私のような開発初心者に向いていて楽しいなって思いました。

ーーここでローコードツールを経験したんですね。そのまま前職で働き続けたいとはならなかったんでしょうか?

はい。チャレンジできて楽しかったけどUGに転職しようという気持ちは変わらず、約束どおり1年で転職しました。

仕事で一番難しいのは、人に頼るタイミング

ーーUG入社当時の印象はいかがでしたか?

ネガティブなギャップはありませんでした。かといって「UGってこういう会社なんだろうな」というイメージがそんなになくて、よくわかんないと思っていたのが正直な印象です。思ったよりもいろんな人が助けてくれるなと感じました。採用面談では「自分で考えて動くのが大事」と聞いていたので、もっと放っておかれたりするのかなって想像していたんですが、そうでもないなって思いました。わからないことを聞けば教えてくれるし、思っていたよりサポートしてもらえるなと。ひとつ、一般的な会社と違うかなと思うのは、教育担当など決まった人がサポートしてくれるのではなく、いろんな人がいろいろ教えてくれるところですかね。

ーーUGメンバーのやさしさを感じたんですね!シェアード社員としての業務はどのように始まりましたか?

最初に担当したお客様ではコーポレートエンジニアとしてヘルプデスクを中心に対応していました。入社後、わりとすぐ担当が決まり、前任から1ヶ月で引き継いだあと、ほぼ一人でお客様先の社員の方と仕事していました。

ーーそのお客様につきっきりだったんですか?

いえ、80時間をここに費やしていました。入社して最初から複数案件を担当していて、常に掛け持ちしています。もともとそうやって働きたいと思っていたのでラッキーでした。午前と午後で異なるお客様を担当し、移動時間でリフレッシュしています。一時期、4、5社を同時に担当したときはさすがに大変でした。でも、飽き性でひとつのことに打ち込むよりいろんなことをちょっとずつやるほうが楽しいと思えるタイプなので、この働き方が性格にも合っているような気がします。

ーー残りの時間はどんな業務を担当していたんですか?

他のお客様でローコードツールの業務を担当しました。開発事業部のにーにーが「ローコードツールを触っていたんだよね?」と、入社後すぐに声をかけてくれて。せっかくチャレンジした経験を生かしたいと思っていたし、開発関連の仕事を続けたいと思っていたのでとても嬉しかったです。

ーー社内ハンティング!午前と午後でだいぶ違う業務をやっていたんですね。

そうですね。データ連携のローコードツールに関する業務で、前職でやっていたことと似た部分も多く、自分が最初に取り組むにはやりやすいものでした。とは言え、コーポレートエンジニアのヘルプデスク業務とは頭の使い方がまったく違います。大変だけど楽しかったです。

ーー現在はどのような時間配分で働いていますか?

3社のお客様を担当し、うち2社は開発事業部としてご支援しています。開発事業部の業務が半分以上を占めていて、これまで経験したツールはAsteria、Kintone、Tableau、Coopel、AWSとだいぶ増えました。開発事業部の業務は短期間で終わるものも多いため、お客様の数としては入社から2年間で10社を超えました。

ーーいろいろ触っているんですね。具体的な担当業務もぜひ教えてください。

あるお客様では、Excelのマクロで無理やりやっている大量のデータ加工処理をAsteriaへ移行する作業を進めています。たくさんありすぎて全然時間が足りないなか、タスクがどんどん増えていくので優先順位をつけながら進めています。別のお客様では、新しくリリースする準備として今の環境を整備しようということで、Kintoneをはじめとする各種サービスの整理整頓をしています。UGを長く利用してくださっているお客様で、過去にUGメンバーが作成したけど今は使っていないものもあるため、そのあたりの断捨離みたいなこともしています。それが終わったらデータを連携してリリース作業に移る予定です。

ーーさまざまなフェーズの業務で忙しそうですが、大変だったことはありますか?

たくさんあります!なかでも大変だったのは、一人で抱え込んでしまったときのことです。お客様から「AWSを使ってデータ分析したい」という要望があり対応しはじめたのですが、当時の私はAWS未経験。担当の方がやりたいことを汲み取り切れないことが多々ありました。やりたいことをやるための経験値やスキルが圧倒的に足りないのに、「まだ、もうちょっと自分でできるんじゃないか」ってチャレンジし続けた結果、一人ではどうにもならなくなりました。しんどくなってAM(※)のに相談したら「まるもに助けてもらおうか」とすぐフォローしてくれて。まるもが時間を作って一緒に対応してくれたおかげで、なんとか解決したんです。

※AM:顧客責任者。準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する

ーーそれは大変でしたね。でも、自分一人でやりきりたい!って思いが強かったんですね。

そうなんです。どの段階で人に頼るかの塩梅って難しいですよね。相談が早すぎると失礼だし相手の時間を奪っちゃうけど、遅すぎて取り返しのつかない状態になると余計迷惑がかかっちゃう。ここの判断が難しいなって。ただ、このケースはもっと早く相談すればよかったなって思います。定例ミーティングはスクラム(※)縮小を機に止めて、困ったら随時相談することにしていたため、自分が早めに相談の場を設ければよかったんですけど、やりきりたい性格も相まってすぐ動けなかったんですよね。過去に「調べれば分かったじゃん」って後悔したので、それを避けたかったのもあります。

※スクラム:お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ

ーーこの経験から学んだことはなんでしたか?

一番は、早めに相談することですね。とくに、技術面は調べて解決できることも多いけど、コミュニケーションの面は早めに相談しようと意識するようになりました。今回のような要件をすり合わせる場面が初めてだったこともあり、すごくいい経験になりました。

ーー前職ではこういう場面がなかったんですか。

前職では分業が当たり前というか、タスクに落とし込んだ状態で私に振られることがほとんどだったので、いわゆる要件定義のような仕事の経験がありませんでした。でも、UGではみんな全部やるじゃないですか。それがすごく楽しいです。ちょっとずつできることが広がっていくのを実感したとき、とくに楽しいですね。大変なこともあるけど、お客様に「やってもらって助かりました」って言ってもらえるとうれしいし、やる気が出ます。なかなか感情が表に出ない方からたまに褒めてもらえるとめっちゃうれしいですね!だから、がんばれているし、もっとがんばりたいです。

「成長したな」って思われたい

ーー今後の展望を教えてください。

開発事業部をもっと大きくしていきたいです。ちょうど私が入社したタイミングで特化型事業としてスタートしたこともあって、まだ組織の土台作りをしている段階です。できあがっていないこともたくさんあって「みんなで創っていこうよ」という雰囲気で組織づくりをするフェーズがすごく楽しくて、このタイミングで関われてとてもありがたいなって思っています。

ーーたしかに、開発事業部がさまざまな新しい取り組みを始めている様子は、外から見ていてもワクワクします。具体的に取り組んでいることはありますか?

主に2つあります。1つは技術を磨く「Hive」という活動で、技術やツールごとにグループで調べて、資料づくりやアプリ開発などのアウトプットを通じて技術力を高めていきます。私はAI関連のグループで、AIでなにができるか、開発事業部の業務でどう活かしていくかなどを研究しています。他にも新しいローコード・ノーコードツールなど、さまざまなグループで学びシェアしあっています。

もう1つは、月に一度開催している部門総会(※)のなかでLT(ライトニングトーク)会をやっています。毎回2名くらい発表していて、便利なツールを共有してくれる人がいたり、失敗からの学びを発表する人がいたり、あらゆるテーマでシェアをする機会となっています。今後は、Hiveの発表もしていく予定です!

これら以外にも今、この組織のサイズだからできること、このフェーズでしかできないことがあると思うので、そこを楽しみながら組織を成長させていくことにチャレンジしていきたいです。

※部門総会:毎月、部門ごとに開催している社員集会。毎月開催することは全社共通で決めているが、内容ややり方などは各部門が企画・運営している。

ーーチャレンジを楽しめているのが伝わってきます!個人の目標はありますか?

少し抽象的かもしれませんが、「成長したな」って思ってもらえる人間になりたいです。新卒は、多くの人が入社当時から見ているので成長の幅が分かりやすいと思うんですけど、中途入社の自分も、周りから見て分かるくらい成長して、いろんな人に「成長したな」って思われたいです。

ーーそうなんですね。成長を実感する機会があまりないと感じていたりしますか?

そうなのかもしれません。成長しているのかもしれないけど、自分だとそれが見えないなって思います。技術的な部分でできるようになったことは分かりやすいですが、コミュニケーションの部分や仕事に対する考え方、取り組み方など、自分では気付くのが難しいところは、周りの人からどう見えているのか、第三者からの見え方が知りたいんですよね。

ーー認定レベルなどの評価ということでもなさそうですね。フィードバックなどをもらう機会はないのでしょうか?

たしかに、自分の仕事ぶりに対するフィードバックをもらう機会ってないかもしれないですね。それは開発事業部のなかでも、お客様からも。今言われて気づきましたが、そういう機会が欲しかったら自分で作って周りを巻き込めばいいですよね。

ーーはい!とてもいいチャレンジだと思います!

ヒントをありがとうございます!そこで「成長したな」って思ってもらえたらうれしいですね。次回のUGアワードでは”グロウ賞”も密かに狙っているので!

ーーおお!成長意欲の止まらないゆーまがどこまでグロウするのか、今後がとっても楽しみです!本日はありがとうございました!

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