DAILY WORK
UGの日常

お客様のために自分の持っている力を最大限活用できるのが私自身の幸せであり、理想の働き方です - ユナイトアンドグロウ総合採用サイト

  • 中途(30代〜)向け
2022.07.27

こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2020年4月入社「カズさん」のインタビューです。
「なんとしても力になりたい!」と熱く語るカズさんの原動力とは?
ぜひご覧ください!

コーポレートITが大好き!この仕事を究めたくてUGへの転職を決意

ーー今日はよろしくお願いします!カズさんとはボンド(個人の成長にフォーカスした当社独自の学習グループ)が一緒なので、私にとってもはや家族のような存在です。今日はあらためてお話を聞かせてください!はじめに、自己紹介をお願いできますか。

はい、よろしくお願いします!私は2020年4月にUGへ入社し、現在3年目になります。地元神奈川県の高校で情報処理科を卒業後、データセンター運営を事業とする会社に就職しました。汎用機の運用業務を経て開発部門の立ち上げとともにプログラマーになりましたが「もっと高度なことを学びたい!」と思い、20代前半でITの専門学校に通いました。卒業後は百貨店の社内SEを4年、独立系SIerでシステム開発を3年、そして前職では公共インフラ事業のグループ子会社でコーポレートエンジニアを13年経験しました。これまで携わった仕事のなかでも特にコーポレートITが大好きで、この仕事をさらに究めて、もっとたくさんの企業のお役に立ちたい!UGはそれを実現できる会社だと思い、45歳で転職しました。

ーーUGに入社してみて、いかがですか。

これまで12社のご支援をさせていただき、「UGでしか味わえない働き方ができているな」と日々感じています。前職ではいわゆる「ひとり情シス」としてグループ会社の統合に絡むシステム統廃合や事務所移転、基幹システムのリプレイスなど、アプリ・インフラ問わず幅広く取り組んできました。年に一度、各子会社のIT担当者が集まって事例発表・懇親会をするのですが、ITを専門としていない総務や経理の方がコーポレートエンジニアを兼務しているケースが多く、「自分がほかの会社も助けられたらいいのに」「自分がグループの子会社を転々と移動できたらいいのに」と考えていました。コーポレートITの課題は共通することも多く、横のつながりがとても大切です。助け合わなければこの仕事を続けていくのはむずかしいと常々感じていたので、それが実現できる『シェアード社員」の仕組みやUGの組織のあり方はお客様にとっても社員にとってもいいことずくめだと思っています!

ーー最近はシステム開発の内製化に特化してお仕事をされているそうですね。

はい。現在はコーポレートITのご支援のなかでも、ローコード・ノーコードを利用したシステム開発の内製化の支援を主に行っています。

ーー例えば、どんなシステムを支援しているのでしょうか?

ひとつは、生活家電を取り扱うお客様先の販売管理システムです。受注登録から出荷指示までの伝票処理をローコードのKintoneで構築し、EDIや物流システムと連携して受注・物流業務の省力化とリードタイムの短縮を実現しました。
もうひとつは、税理士法人のお客様のワークフローシステムのリプレースを同じくkintoneで開発しました。カットオーバーまで3ヶ月と限られた時間の中で、プラグインやクラウドサービスとのAPI連携などを実装して無事システムを切り替えることができました。

ーーコーポレートIT分野のシステム開発が事業を加速するのに役立つことを実感するエピソードですね。

そうなんです。近年はローコード・ノーコード開発のためのツールやサービスが充実して、非IT企業でも自社開発のハードルがぐっと下がっています。また、ローコード・ノーコード開発はパッケージソフトよりもアレンジしやすく、その会社にフィットしたシステムをつくることができるんですよ。以前はITベンダーやSIerなど外部の会社にシステム開発を外注することが一般的で、時間も費用もかかるうえ、社内にノウハウが蓄積されませんでした。外注先から納品されたシステムと発注者が思っていたシステムが違った、といった問題も度々発生して、一度つくったシステムをずっとそのままで使えるわけでもないので刷新や改修のたびに更にコストが発生します。こういった問題を解決すべく、現在はシステムを内製化される企業が増えていて、そのご支援のニーズも増えています。

ーーUGのお客様のお困りごとはさまざまあるなかで、システム開発の内製化のご支援をしようと思ったのはなぜですか?

実は私自身も前職でシステム開発を内製していて、誰かに助けを求めたい場面がたくさんありました。作ったシステムに不具合がでたり、新たな要望が出て社内から改修してほしいという声があがってきたりしたとき、すべてに「やります」と手を挙げたはいいものの、日々の運用に時間を取られてしまい着手が遅れたり取り掛かることすらできないことがありました。私の代わりに改修してくれる人がいたらすごく助かったのですが、ちゃんとした仕様書も存在しないような小規模のシステム改修を引き受けてくれる会社は存在しなかったんですよね。今振り返ると、もし当時UGのような会社に出会えていれば、内製化支援という形でこのような課題に一緒に対応してもらうことが出来ていたかもしれない、と思います。
そういった過去の経験もあり、現在UGでシステム開発内製のご支援をさせていただいています。お客様のお役に立てることなら何でもうれしいですね。システム開発の内製支援ができるUGメンバーが増えたらもっとたくさんのお客様をお助けできるので、仲間を絶賛大募集中です!

ステップアップのため社内SEからシステム開発者としてSIerに転職。ところが・・・

ーーご経歴についてもう少し詳しくお聞かせください。高校入学のときからITの道を志したのは、どんなきっかけがあったのですか?

私は子どものころゲームが大好きで、ずっとファミコンばかりやっていました。小中学生のときはファミコンにキーボードを接続する「ファミリーベーシック」で遊んでました。キャラクターが移動する方向を増やしたり速度を上げたりするとさまざまな動きをするのが楽しくて夢中になり、そういった体験から情報処理科へ進むことを選びました。「身の回りのものはどういう仕組みで動いているんだろう?」ということにすごく興味が湧くんですよね。ITの道に進まなかったら、機械系のものづくりをしていたかもしれません。

ーー高校卒業後すぐのお仕事は汎用機の運用保守だったそうですが、どんな経緯でプログラマーになったのですか?

入社当初は大型磁気テープのリール交換や紙切れを起こしてアラートが鳴っているプリンタに用紙を補給するといったルーティン業務ばかりでした。「自分がやりたかった仕事、これじゃないんだけどな」と思ったときにちょうど開発部門が立ち上がることになって、真っ先に立候補したんです!「やっとプログラミングの仕事ができる」、そう思ったときはすごくうれしかったですね。
そして念願のプログラマーになりCOBOL言語で勘定系バッチ処理の開発を担当したのですが、今度は隣の人がマウスを使ってマルチウインドウ画面で作業をしているのを見てうらやましくなってしまって(笑)私が担当していた作業はキーボードで黒い画面に向かって緑色の文字をひたすら打ち込んでいたので。ITの世界には自分の知らない仕事がまだまだあるんだな、もっと高度な技術を学んで仕事に生かしてみたい!と思い、一度会社を辞めてITの専門学校に通うことにしたんです。

ーーすごい熱量!ほんとうに好奇心旺盛ですね。

新しいことを見つけると何でも知りたいし、やってみたくなる。欲張りなんですよ(笑)

ーーその「欲張り」に助けられてきた人、たくさんいると思います!専門学校卒業後のお仕事についてもお聞かせください。

はい。新卒扱いで都内の百貨店に入社しました。当時パソコンはオフィスに1台あるかどうかといったIT黎明期で、私自身情報システムという仕事に対してはっきりとしたイメージは持てていませんでした。しかし、専門学校の卒業生も同じ百貨店に何名か就職していましたし、華やかな百貨店という場所で働いてみたかったんですよね。情報システム部門は当時20名ほどいて社内の多くのシステムが内製でつくられていて、誰がどのシステムを担当するかがはっきりと分かれていました。私は給与計算やアルバイト管理など人事労務業務のシステム開発・運用を担当しました。
ただ、そこでもまた同僚がOracleのデータベース(当時の私には新しい技術でした)を使って開発をしていたり、ベンダーとチームを組んで新たなシステム開発のプロジェクトを立ち上げたりしている姿を見て、まだまだステップアップしたい!という気持ちが湧いてきました。百貨店の情報システム部門として別のシステムを担当しながらステップアップするか、転職してIT専門の会社でステップアップするか考えたときに「IT専門の会社に入ったほうがより専門性を磨けそうだな」と思い、地元に戻って独立系のSIerに転職しました。

ーーまたまたすごい熱量!SIerでのお仕事はいかがでしたか?

それが、あの・・・いろいろありまして(苦笑)あるときお客様先で販売管理システムの刷新プロジェクトがあり、そちらのオフィスに常駐することになりました。毎日通うので社員のみなさんがとてもフレンドリーに接してくださり、たびたび声をかけてくださるんですよね。そしてお話を聞くうちに販売管理システム以外にも社内のITに関してお困りごとがたくさんあることを知りました。はじめはシステム開発の合間にオマケのような感じでお助けしていたのですが、だんだんとそちらの仕事、つまりコーポレートITを本格的にやりたくなってしまい・・・最終的には元いたSIerを辞め、常駐していた会社に転籍してコーポレートエンジニアになりました!

なんとしても力になりたい!

ーーUG社内の活動についても教えてください。

昨年はジェム(1グループ4人程で結成され、定期的に業務についての悩みや経験シェアをする場)に参加しました。私は仕事の話をするのが大好きなので、どハマリしましたね(笑)ほかのメンバーがお客様先で実際にどんなご支援をしているのか、どんな悩みや葛藤を抱えながらご支援にあたっているのか、そういった話を聞いたりお互いに経験シェアできたりしたのがとても良かったです。最近私はお客様のご支援を優先して時間を割いているのですが、ぜひまた機会を見つけて参加したいと思っています。
そのほかには、19卒向けUGアカデミーの講師として声をかけていただき、業務系システム企画の講義を担当しました。UGに入社するにあたって自分の経験をUG社内にも還元したいと考えていたので、それがひとつ実現できたのがよかったです。ただ、その講義は年度末のすごく忙しい時期で、お客様先でご支援しているプロジェクトの締切と重なってしまいました。さらには家族が急病になったり、しまいには自分も骨折してしまったり・・・幸い、骨折は一日で良くなってパソコン操作には影響がなかったのですが、資料の作成も講義の開催も遅れ、受講生や事務局のみなさんに迷惑をかけてしまいました。
声をかけていただいたり、助けを求めている人がいたりすると「なんとしても力になりたい!」という好奇心や相手に応えたい気持ちが先に出てくるんですよね。

ーーまるで、運動会でハリキリすぎちゃって転んじゃうお父さんみたいですね(笑)

自分の気持ちとお引き受けする仕事、両方のバランスをとっていくことが私のいちばんの課題です。以前、自分の担当案件一覧に6案件(※)並んでいるのを見たときは、自分で自分にドン引きしてしまいました。見通しが甘いんですよ・・・トホホ(苦笑)

※シェアード社員1人あたり担当社数は平均4.11社(2022年12月期 第1四半期決算説明資料 P49より)

ーー「なんとしても力になりたい!」カズさんをそこまで突き動かすものはなんでしょうか?

例えば、総務や経理の仕事にどんなタスクがあって、どういう業務フローになっているのか。それを理解した上でシステム化して喜んでもらえたら自分もうれしいし、そうやって自分ができることを繰り返していくうちに仕事の幅が広がって成長していけると思うんです。お客様のために自分の持っている力を最大限活用できるのが私自身の幸せであり、理想の働き方です。

ーー心の底からコーポレートITの仕事がお好きなんですね。それでは最後の質問です。ズバリ!あなたにとってUGとは?

コーポレートエンジニアにとって究極の働き方ができる会社、ですね!

ーー今日はたくさんのお話ありがとうございました!

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