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UGの日常

お客様の近くで応えていける仕事に出会えた - ユナイトアンドグロウ総合採用サイト

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2024.03.25

こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2022年12月入社「えみりー」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!

重要だけど後回しになっている仕事

ーー今日はよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いします。

よろしくお願いします!2022年12月入社のえみりーです。私は埼玉県出身でこれまで2回の転職経験があり、UGは3社目になります。現在は開発事業部のユニット(※1)リーダー(以下、UL)をしながら3社お客様を担当し、UG社内の活動としてはUGラジオ局(※2)のメンバーとして企画やMCを担当しています。

※1ユニット=事業部を構成する8~10名ほどのチーム
※2UGラジオ局=UG社員によるUG社員へのインタビュー「UGつながりトーク」を配信中

ーーありがとうございます。まずは、UG入社以前のことを聞かせてください。

大学の栄養学部を卒業後、新卒で食品メーカーに就職し医薬・粧食部門の工場に5年間勤めました。入社直後に配属されたのは原薬製造の新設部署で、私は新製品を安定的に量産する体制を整えるためのテスト製造を担当しました。ところが、毎日実施するわけではなかったので、入社してすぐは子会社に半年間出向し、そこで製造のイロハを学びました。その後自社に戻ってからは自部署のテストだけでなく、各製造課に「何か改善したいことはありませんか?」と聞いて回ったり、お困りごとを一緒に解決する!という仕事もやっていました。

ーーそのころからすでに、シェアード社員みたいに自分で仕事を見つけていたんですね!

最初に担当した仕事での成功体験が今の仕事につながっていると感じています。
当時、研修先の製造現場で危険性のある作業がありました。高さ2メートルほどの大きな原料タンクに何十キロもする材料を投入する際、利用する脚立に手すりがなく、後ろに倒れたら落ちてしまいそうなほどでした。しかし、現場で働く人たちは手すりがないことがあたりまえになっていて、誰も「改善しなきゃ」と感じていなかったんです。私は「このままだと事故につながってしまうかもしれない」と考え、狭い現場でも利用できるような脚立導入を提案しました。でもなかなかいいものが見つからない・・・そこで生産技術課の先輩が「倉庫に余っている階段があるから、それ持っていっていいよ。手すりとステッパーも付けておくよ」と協力してくれたんです。

自分のちょっとした行動で現場の人たちから「ありがとう」と言ってもらえて、新卒で入社したばかりの私にはすごくうれしかったです。会社全体から見れば小さなことかもしれませんが、このような重要だけど後回しになっている仕事に取り組んでいくうちに、「働く環境を良くする仕事っておもしろい!」と思うようになりました。

ーーその会社はどんなきっかけで転職しようと思ったのですか?

2つ目に配属された部署では本格的に原薬の製造に携わりました。「ただ造るだけじゃつまらない!」と考え、どうすればコストを削減しながら収率を上げられるかアイディアを出しあってテスト製造しました。微生物発酵由来の原薬を担当していたので、菌の生育に合わせて真夜中にサンプリングしにいくこともありました!(笑)
研究部門とも協働しながら自由にやらせてもらってすごく楽しかったのですが、夜勤ありの三交代制だったため「年齢を重ねても元気に働けるかな」という不安があったんですよね。それで、以前から興味のあったIT業界への転職をすることにしました。

お客様先の仕事を通じて新しいことを学んでいける

ーーIT業界に興味を持ったきっかけは何だったのですか?

「場所を選ばずに働けるようになりたい」と思ったからです。ただ、自分はプログラムを書くことに苦手意識があったため、それまでの経験も活かせるような仕事を探しました。企画を練ったり、一緒に働くメンバーの特性や得意分野を考慮しながらスケジュールを立てたりするのが好きだし向いていると思っていたんです。
IT業界にはディレクターという職種があることを知り、その方面で仕事を探しました。ところが未経験では応募できるところがほとんどなくて・・・そんななか偶然、未経験でも応募できるアプリの受託開発企業を見つけたんです。それが、前職のアプリ開発ディレクターです。

ーー初めての転職はいかがでしたか?

最初は会社風土や社員数のギャップに戸惑いました。1社目の企業は安全上の規定とはいえたくさんのルールがあり、工場だけで200名規模と大所帯でした。そんな環境からいきなり、ルールと言えるルールがほとんどない20名規模のベンチャー企業に入社したので、すべてが新鮮で刺激的でした!
転職に合わせて住まいも都内に移したのですが、その会社に転職したのは2020年4月。入社と同時にコロナ禍になってしまい、入社当日に社長からオフィスは撤廃し、完全フルリモートで働くことを宣言されました。そのため会社に馴染むまでに時間がかかりましたね。ただ、たまたますぐ近くに同僚が住んでいたので、開発中のアプリがうまく動作しないときはその同僚の家に行って一緒に検証したりしました。

ーー楽しそうですね!その会社では何年働いたのですか?

2年半です。アプリの受託開発をする多くの企業は不動産や建設といった特定の業界に特化しているのですが、私が働いた会社は業界を絞っていませんでした。その会社で複数の業界に触れられたおかげで、UGと出会ったときにシェアード社員の働き方をすぐにイメージすることができました!

ーー2回目の転職はどんなことがきっかけだったのでしょうか。

アプリ納品後は保守も行っていたのですが、最低限の保守対応のみであまり追加開発を行うことがありませんでした。そのため、発注者やエンドユーザーの声を聞く機会はなく、フィードバックをもらったことがほとんどありませんでした。みんなでがんばって作ったアプリが社会でどう役立っているのかわからなくて、それが寂しいと思ったんですよね。
しっかりフィードバックをもらいながら、たくさんの人に愛されるアプリを育てたい、と思って自分がいつも利用しているアプリの運営会社の選考を受けたりしました。でも、技術面で力不足だったこともあり、選考には進めませんでした。

それで、「他の仕事も探してみよう」と思って転職サイトに登録したら、でんこさんがスカウトメールをくれたんです。「アプリを作る仕事ではないけど、企業内のIT活用を通してエンドユーザーの近くで働ける仕事です」と書かれていて、そのとき初めてコーポレートエンジニアという職業を知りました。新卒で働いた工場にも社内のITを担当する人はいましたが、どんな仕事をしているのかはちゃんと知らなかったんです。

ーーUGの第一印象はいかがでしたか?

正直に言うと、最初は「怪しい会社だな」と思いました(笑)「社員を管理しない。自分が働くお客様は立候補制・・・この会社の事業は本当に成り立っているの?」と、不思議だったんです。

ーー入社の決め手は何だったのでしょう?

面談で会った人がみんなすごくいい人ばかりで、採用担当以外の人と会ったときもギャップを感じなかったからです。コーポレートIT未経験で入社したメンバーの話しも聴けて、「やっていけそう!楽しそう!」とワクワクしました。
あと、入社前から「UGラジオ局の活動をしたい!」と思っていたんです。”UGつながりトーク”を選考中から聴いていて、「いい雰囲気の会社だな~!」「MCやれたらいいな〜」と思ったら本当になれました(笑)

ーー実際に入社してみて、いかがですか。

最初はなかなかお客様先の環境に馴染めず、少しのあいだアウェイに感じる日々が続きました。お客様先の社員のみなさんは気さくに接してくださるのですが、私自身が環境に慣れるまでに時間がかかってしまい、このときに初めて自分がそういうタイプであることに気がつきました。しかも、もともと稼働していたスクラム(※)メンバーは私に業務の引き継ぎをしたらそのお客様を離れることが決まっていたんです。稼働開始3ヶ月ほどでお客様先を担当するメンバーが自分ひとりだけになってしまい心細く寂しい期間もあったのですが、一年経った今ではお客様に頼っていただけることが増え、冗談も言い合えるような関係になりました。「いつもありがとう」と言っていただけて、とてもうれしいです。

※スクラム=お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ

お客様先で自分のスキルでは対応できないことが出てきたときは、他のUGメンバーを頼っています。これまではセキュリティポリシーの策定を一緒に取り組んだメンバーもいれば、最近では2回ほどネットワークの現地調査に来てもらったりしています。
いつでもUGメンバーに助けを求めることができるので「心強いな」と思っていますし、お客様先の仕事を通じて新しいことを学んでいけるのがシェアード社員のいいところですね。

やりたいことは自分から発信するのが大事

ーー2023年1月に新設された開発事業部にはいつごろから参画しているのですか?

入社して5ヶ月後の、2023年4月からです。入社前から「ローコード/ノーコード開発の仕事もおもしろそうだな」と思っていました。入社した月の全社会で「前職はアプリ開発の会社でディレクターをしていました」と自己紹介したら「一緒にやろうよ!」とにーにーさんが声をかけてくれました。お客様がどんなことに困っていて、どんな使い方をしたいのか。ほとんどコードを書いたことがない私でも役に立てるか不安な部分もありましたが、お客様のお困りごとをヒアリングして要件定義したり、開発スケジュールを管理したり、これまでの経験を活かせる場面がたくさんあってうれしいです。やりたいことは自分から発信するのが大事!ですね。

ーー今、どんなことに最も力を入れていますか。

絶賛勉強中なのはkintoneです。にーにーさんがkintoneのスペシャリストなので、自分で調べてもわからないことはどんどん質問しています。これまでは​​顧客管理アプリや請求システムの開発に携わりました。今後はJavaScriptを学んで難易度の高いカスタマイズができるようになりたいです。また、kintone認定 システムデザインエキスパートの資格にもチャレンジしてみたいです。当面の目標は「kintoneといえばえみりー!」と言われることですが、難しさも感じています。

ーー詳しく聞かせてください。

ローコード/ノーコード開発はその名のとおり、自分でコードを書かずにある程度のアプリをつくることができます。しかし、標準機能ではちょっと手の届かない部分があり、先日あまり深く考えずに有料のツールをお客様に提案してしまったのです。そのときのお客様の反応から「一部の機能しか補えないツールに何万円も費用をかけるのは現実的ではない」とわかり、「お客様が本当に求めていることを捉えきれていなかった」と反省しました。自分が”今”持っている知識や経験だけで解決しようとしてしまったんですよね・・・。今後はもっと視野を広げ、お客様が求めていることを先回りして提案できるようなスキルを身につけていきたいと考えています。

ーーえみりーの前向きな姿勢、いつも見ていて私も明るい気持ちになります!今年(2024年)からは開発事業部のULもやっているんですね!

そうなんです、急にやることになりました(笑)開発事業部立ち上げ一年目だった昨年は、にーにーさんが部門運営のほとんどを一人でやっていました。予実管理や勤怠管理、営業活動、メンバーの技術面向上・・・。事業部として早期に成長・拡大していけるよう、今年は部長・UL・テックリード(技術面のリーダー)など、役割を決めて分担しています。

開発事業部では社内広報にも力を入れています。「開発事業部芝生交流会」と称してUGメンバーに向けて開発事業部の活動を知ってもらう取り組みをしたり、kintoneなどのローコードツールセミナーを開催しています。
それぞれのお客様に対して強力な体制を整えていきたいのですが、人数がまだまだ足りません。これから開発事業部に関わるメンバーをもっと増やして、事業部を大きくしていきたいです!

ーー今後の展望についても聞かせてください。

はっきりしたことは決まっていませんが、今後も開発事業部とインソーシング事業部どちらの活動も両立しながら、コーポレートエンジニアとして幅広く学んで成長していきたいです。どちらも欲張りにできるのがUGのいいところだと思っています。

ーーそれでは最後の質問です。スバリ!あなたにとってUGとは?

「自分らしく居られる場所」です!

ーーいつも自然体なえみりー、とっても素敵です。今日はたくさんのお話ありがとうございました!

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